7つの仕事を持つ男!? [Ecuador リターン]
エクアドル43日め(脱日本1810日め) ・・・ 8.Mayo de 2012 (Martes)
そんな訳で、アレコレ忙しいんです。わはは
現在のところ、仕事は7つ。。。7件じゃなくて、7種類。。。へっ!?(笑)
1.スペイン語初級講師(笑)...毎日3時間。
2.Tシャツのデザイナー
3.Tシャツ制作のための準備委員(笑)
4.VISA、CENSO、CEDULARなどの諸手続き代行・同行委員(笑)
5.カメラマン(Quitoのセビッチェ・レストランH...)
6.上記レストランのMenu制作と、看板制作。
7.レストラン・オープンの可能性についての調査と準備(笑)
わはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは(汗っ)
1については以前書いたからいいだろう。身分不相応だが、なんとか奮闘中♪わはは
2と3は前回少し書いたが、現在タッグを組んでいるJunさんが、衣料製造・販売を起業したいということで、お手伝いしております。ただJunさんは現在、生後6ヶ月の愛ちゃんを子育て奮闘中で手が離せない為、わたしが独りで奔走しとります(笑)。
そんな中で、"手始めに..."というところから"瓢箪から駒?"的に出てきたのが、昨年わたしがEcuadorの携帯アクセサリー製造・販売会社に頼まれて描いたイラストのTシャツ化!! ブランドのlogoにはわたしが描いたcolibri(ハチドリ)!!を使用することも決まった模様♪わーい♪
勿論、colibriのイラストもTシャツ化する予定です。もっとも何しろここはEcuador...わたしたちはTシャツ製造の過程について、まったく右も左も分からない。。。その為に、まずはTシャツの製造工場と印刷会社を尋ね歩いて、探し出しましたとも!!(笑)なんとか値段的に折り合える工場を確保することに成功♪ただまだ品質がどうか?という問題は残っているが、こればっかりはサンプルを揚げてみないと分からない部分もあるので、これからの話。。。Junさんの意向は最終的に、Otavalo族の手刺繍を生かした衣料創りと、ベビー服の製造・販売なのですが、まずは簡単に始められるところからスタートさせて...という手探り状態なのだ。わははははは
4についても、以前書いたはずだが、通訳・翻訳の必要な彼女の諸手続きのお手伝いといった感じなのだが、Ecuador、いや、南米特有のお役所仕事のいい加減さ、杜撰さが手伝って、一向に進まない。。。たとえば、住民登録の一種であるCENSOという届け出の専用用紙が、なんと!!4ヶ月間もEcuador(首都Quito)で在庫切れで、"CENSOの用紙が在庫切れの為、省略"という証明書を貰わなければならないという始末!!それだけでも"なんで??"という理解不能事案だが、4月12日に内務省から届いたメールには、"手数料$20(2通分)を内務省のInternacional Bankの口座に振り込んだのち、5日以内に手続きを完了させろ"と書いてあった。で、わたしたちが5月の頭にInternacional Bankに振込みにゆくと、"口座はあるが閉鎖されているから振込みは受付できない"という返事。。。へっ!?お宅の国の内務省の口座やで!?....という始末。。。仕方なく、電話するも、悪名高き内務省は一切電話応対せず...バカげたことに(これはホントの話なのだが)、電話を掛けると自動応答メッセージが再生されて、内線番号を押したあと"現在、3名の順番待ちです...しばらくこのままお待ちください"と言ったあと、"現在、2名の順番待ちです...しばらくこのままお待ちください"..."現在、1名の順番待ちです...しばらくこのままお待ちください"..."次にご用件をお伺いしますので...しばらくこのままお待ちください"...と30分以上待たされた挙句に、"ブチッ、ツー、ツー、ツー..."と切られるのだ!!
いや、ホント、わたしが2回挑戦したが、同じことの繰り返し、それどころかJunさんの家族が以前、電話したときも同じ、さらには後日、内務省の窓口で行列を待っているときに、話しをした人たち全員が同じ経験をしている!!くそったれ、内務省!!ボケがっ!!(笑)
そんなこんなで今週月曜日に、朝8時からQuitoの内務省まできて、順番待ち。。。8時半、窓口オープン。。。で、わたしの番が廻ってきたのは、午後12時半。。。なんと4時間半の順番待ち。。。アホくさ。。。(涙目)
で...窓口で、問い合わせる...と...
なんと却ってきた返事は、"4月12日の時点では有料だったのだけれど、その後、手続きそのものが無料になったので、銀行口座を閉鎖したんだ。だからもう振り込まなくていいから、手続きを進めてくれ"という、???????なんやと!?という驚きの返事。。。
月曜日はわたしが単独で出かけたので、それ以上出来ることはなく、その返事だけ持ってIbarraに帰還。。。とほほ
もう一度、来週にでもトライしなければなりません。。。ひーん。。。
5と6は、通常の仕事。。。但し、IbarraとQuitoを行ったり来たりするのが大仕事。。。バスで片道3-5時間。。。なんでそんなに時間に差があるのかと言えば、とにかくバスがダイレクトバスなんぞ存在せず、普通のバスのみ。。。中南米のバスと言えば、どこでも手を上げれば(バス停なんぞではなく)自由に乗り降りできる。。。しかもIbarra-Quito間は、インディヘナの人々がたくさんの荷物を持ち込んだり、下ろしたり。。。バスの中に物売りもたくさん来るし、時にはバスの運転手が、食事のためバスを停めたり、乗客のトイレ休憩をとったり...おまけに、長い道中ではあちこちで道路補修工事が行なわれていたり...、Quito市内に近づくに連れて、時間によっては大渋滞に巻き込まれたり...と実に様々な事情で、毎回時間がまったく読めない。。。ホント、イライラします。。。
そんな中、金曜日にクライアントから電話があって、"土曜日に打ち合わせしたい..."と...念の為、カメラを持参する必要があるかどうか訊いたのだが、先方の返事は"打ち合わせだけ..."という訳で、土曜日の朝Ibarraを発って、Quitoへ。で、ごく簡単な打ち合わせをしたら"じゃあ、月曜日から4日間撮影して..."だと!?カメラを取りに往復しなきゃならんっちゅうんだっ!!月曜日には朝から内務省へゆく手筈になっていたから到底無理!!始めから言えちゅうんだっ!!...そんな訳で火曜日から3日間で撮影することに(なにせ30品目の撮影だからさ)...
ところがっ、だ...さすが中南米...とんぼ帰りで月曜の夕方に戻って、火曜の早朝にIbarraを出て...今日午後3時に撮影道具一式を持って、レストランに行ったら、オーナー不在。。。電話したら、アレコレ言い訳を並べた挙句、"明日の朝9時からと、午後3時からの2度で撮影して..."だと。。。いい加減にしてくれ...こちとら往復だけでクタクタだっちゅうねんっ!!(怒)
しかし...この仕事、それなりにデカイ...とほほ(笑)
7つめは...えっ!?またっ!?わはははははははははははははははははははははは
そうなんです。また♪(笑)
いや、ホントこの5年間、いろんなお話を戴く。。。レストランのオープンの話は、Nicaragua、Colombia(最初)、Ecuador、Peru、Colombia(2度目)、そして今回でなんと6度目。わはははははははははははははははは
ご存知のように、そのうち実現したのはNicaraguaだけ(笑)。いやぁ~っ、ホント或る意味、面白い中南米人生です♪わはは
さて、今回はどうなるでしょ??(笑)。いや、さっぱり分かりません。なにしろここでは前回、VISAをとり損ねた実績がある(笑)。勿論、それはSwiss Hotel側の事情(外国人スタッフが多すぎる)あってのことだが、それにしても、レストランのオープンというのは、なかなか一筋縄にはいかない。。。
今回はまだ場所も何も予定がないので、その辺の情報収集から始めなければならない。さてさて!?わははははははははははははは
・・・そんな訳で、本日の仕事がキャンセルになったので、Tシャツのデザイン(コンドル=Ecuadorではハゲタカ)のに取り組んでたら、もう夜中。。。
イマイチ納得できないデキなので、明日また見直すことにして、今日はそろそろ寝るとするか。。。明日、仕事、早いしな。。。
Tシャツ、予約販売受付ます??(笑)
Otavaloという町... [Ecuador リターン]
エクアドル38日め(脱日本1805日め) ・・・ 3.Marzo de 2012 (Jueves)
さて...さぼりっぱなしのblogで申し訳ないっす(笑)
とりあえず写真の1枚もないけれど、現在、滞在しているIbarraの町について書いてみよう。
ここはEcuador北部、Colombiaとの国境まで2時間ほどの距離にあるインディヘナの人々が住む町で、近くにはOtavaloという土曜市で有名な町もある(1時間ほど首都Quitoへ近づく)。町自体には何もない。。。観光客もOtavaloの土曜市にはたくさん訪れるけれど、それ以外の日はガラガラだし、ここIbarraに至っては、観光客なんぞ誰も来ない。。。外国人を見かけることもない(見かけるのは海外ボランティアの数人のみ)。
Ibarraは、町自体の大きさ(人口)では、この辺で一番で、Otavaloなんかより多いし、大きいのだが、まあ、なんだ。ホント何にもない。。。多分。わはは
住民のほぼすべてがインディヘナ、或いはインディヘナにルーツを持つ人々で、わたしの滞在しているご家族を含めて、インディヘナの風習を守りながら生活している人々たちは、男女問わず長髪で、男性は髪を後ろで1つに編み込み(山高帽を被っている)、女性たちは髪を1つにまとめて、普段から伝統衣装を身に纏って(やはり年長者は山高帽を被っている人も多い)生活している。
...そんな訳で...坊主頭なんて人間はいない(笑)。坊主頭のアジア人...目立ちまくり♪わははははははははははははははは
※予断だが、親戚の十代の男の子が、両親に内緒で、編み込みの長髪を切ったらしく、その際は親戚中が怒り、親族の女性たちは泣き出すほどの大騒ぎだったらしい。。。(そりゃあ、普通に米国TV文化を見て育つ男の子たちが髪を切りたいと思っても仕方ないよな。)
勿論、絶対に勘違いしてもらっては困るが、彼らはテントに住むインディアン(まあ、スペイン語では一緒なんやけど)やアマゾンの裸族なんかではない(笑)。当たり前のように、ごく普通の現代生活を営んでいる。特にオタバロ族と呼ばれる人々は、海外進出に意欲旺盛で、世界中を飛び回ってビジネス(多くは伝統音楽のミュージシャンであったり、伝統工芸品を輸出販売したりしている)を行なっていて、ここのご家族もほとんど全員が日本に滞在したことがあり、家族はメキシコやスペイン、ベルギー、日本など世界中に散らばっている。オタバロ族の中には、インディヘナの人々の中でも特段に裕福な人々が多かったりする。ここの爺さん・婆さんも、来週からMexicoへ旅行するらしい。だからわたしが滞在させて戴いているお宅も、2階建で、屋上にさらに2室あるという3階建てと呼べなくもない大きなお宅。ご覧の通り、インターネットもwi-fiが備わっている。
・・・とは言え、そもそもEcuador自体が田舎臭いと言えば、田舎臭い(笑)訳で、特に外国人の観光客も、居住者もほとんどいないここIbarraでは(インディヘナの男性と結婚した日本人女性が何組かいるらしい)、スーパーに行っても、Quitoのようになかなか選択肢がない。わはは
美味しいフランスパンなどある訳もなく、ベーコンのブロックも入手できず、カレー用の調味料や和食の食材が売っているはずもない(いや、巻き寿司用の材料くらいは何処でもスーパーへ行けばあるんですけどね。笑)お分かりのように、一番辛いのはフランスパン。。。トホホ
ただここ、正確な標高は分からないのだが、Quitoよりは随分と低くて、暖かく、過ごし易い♪
勿論、朝晩は多少、冷えるけれど、1600mのMedellinより、ちょっと高い1800m-2000m程度ではないかと想像している。(※Quitoは2400mある)
さて...仕事の方だが、アレコレある計画のうち、とりあえずTシャツの制作販売に手をつけることになった。なんと昨年、無駄働きさせられたガラパゴス島の動物たちを描いたイラストたちが、ようやく主を迎え入れることになりそうだ♪勿論、colobri(ハチドリ)なんかも予定している。あとは工場の手配と原価次第というところだ。ひょっとしたら日本でわたしのTシャツが販売されるかも??(予定は未定。笑)
ベビーシッタ-Tomo誕生!?(笑) [Ecuador リターン]
エクアドル31日め(脱日本1798日め) ・・・ 26.Marzo de 2012 (Domingo)
そんな訳で、実は月曜日から、IbarraというEcuador北部にある小さな町(村)に滞在しています。
前回、触れたとおり、ここに居住するJさんのスペイン語通訳と、スペイン語家庭教師、そして衣料品会社設立準備に関る仕事の一切合財を引き受けるという或る意味では大役でもあります(笑)
・・・だが・・・、月曜からの3日間、仕事の1/3は子守??わははははははははははははは
いや、仕事ではありませんが、ここには義姉の子供たち2人(3才と8才)が居て、それにJさんの6ヶ月になる赤ん坊がいて、それはそれは大変賑やか。。。汗っ
別の義姉さんにも子供がふたり。。。もちろん、大家族だから、時にはもっと見たこともない子供たちが走り回る。。。ひーん。。。(笑)
子供を抱える世の中のお父さん方が、いったいどうやって自宅で仕事をしているのかさっぱり想像もできません。。。
※いや、自宅で仕事をするなんて人は少ないのか!?しかし本ひとつ読めやしないぞ?!(笑)
前にも書いたが、わたしは子供嫌いではなく、子供好き?と言っても間違いではない。だが、それとこれとは話が違う(笑)。
わたしにベビーシッターは無理。。。絶対無理。。。これも前にも書いたが、1対1だと、15分が限界♪わはは
子供に好かれるのはいいが、遊び相手は15分が限界。。。ホント。。。限界です。。。
わたしは日本にいたときから、公言しているが、
"オンナも、子供も、それどころか、犬も金魚も、植物・サボテンさえも面倒みれない(枯れさす)オトコ"なんです。わははははははは
Jさんのかわいい赤ん坊、愛ちゃんをちょっと任せられたときも、15分ほど過ぎたら、もう"帰ってきてくれ~!!"と赤ん坊より先に泣きの入りそうなわたしです。わははははははははははははははははははははははははははははははははははは
さて、そんな話はおいといて、実際、この3日間はバタバタしっぱなし。。。
スペイン語授業は一日3時間と決めているが、赤ん坊はずっとケアしっぱなしだし、銀行口座開設や赤ちゃんの身分証明書(携帯カード)作成手続きやら、ご本人の住民登録、身分証明書とあれこれ色々あって(いや、実際、片付いたのは赤ちゃんの身分証明書だけなのだが)、なかなか大変。。。本人も集中できないから、進み具合も必然的に3日間で、当初の予定1日分といったところ(笑)。
まあ、とは言え、みなさんとてもいい人たちで、あれこれモノ凄く気を使ってくださる♪
ともかくも仕事をスタートしたことをお知らせしておきます♪
中南米映画3本、ご紹介... Ecuador映画、Dominica映画、Colombia映画 [Ecuador リターン]
エクアドル26日め(脱日本1793日め) ・・・ 21.Marzo de 2012 (Domingo)
Ecuador映画、Dominica映画、Colombia映画。。。
まず最初は、Ecuador映画 "El Pescador(漁師)"。2011
昨年、ここに滞在していたおり、Ecuador映画"Ratas, Ratones,Rateros (鼠、二十日鼠、こそ泥)"という映画をご紹介したことがある。
同じEcuadorの映画監督Sebastian Corderoの最新作が劇場で公開されているというので、実は2週間ほど前に観に行ってきた(笑)
今回は、Ecuadorの海岸部にコカインを詰めた木箱がたくさん流れ着いて、漁民たちがそれをネコババしてしまったという実際にあった事件にヒントを得て、作られた作品で、ストーリーそのものはフィクションだ。このニュース何処かで読んだ記憶があるのだが、ネコババしたのち、どうなったかまでは覚えていない。多分、村人たちが揃って、検挙されたのではなかったか??
まぁ、それはともかく、冴えない漁師見習いの男が主人公だ(笑)。村人たちはみんな、コカインを回収にきたマフィアに現金と引き換えでコカインを安値で引き渡したが、男は自分の分をGayaquilの町へ売りに出掛ける・・・。そんなストーリーだ。
面白くない訳ではない。ブサイクで女にもモテない男だが、映画の中では、マヌケそうで、案外マヌケでもない・・・という設定になっている。ちょっとその辺が中途半端だが、彼を取り巻くドタバタしたコカイン狂想曲が描かれる。。。物足りないと言えば、物足りないが、コンスタントに作品を送り出しつつあるEcuadorの映画監督だから、オマケしとく(ナニが??笑)。
2本目はDominica映画 "Toropico de Sangre (血ぬられた熱帯?)"。。。2006
実はこれPeruで買ったまま観てなかったもの(半年ぶり??笑)※もちろん、海賊盤です。120円ほど(笑)。
なにを今更?という・・・1950年代、ドミニカ共和国に君臨した独裁者トルヒーヨの時代を描いた作品。。。これは歴史的実話に基づいた作品なのだが、1999年になって主人公の女性たちが名誉回復というか、トルヒーヨと闘った女性たちとして追悼碑が建立されたことから、この映画が創られた模様。主人公の生家は現在、記念館となっていて、映画の冒頭とラストで、記念館の管理人として登場する女性は、実在の姉である。地方のお金持ちのお嬢さんである主人公が、義憤からトルヒーヨ抵抗運動へと参加し、殺害されるまでが描かれる。彼女が殺害された1年後、トルヒーヨは地方ボスたちの反乱によって暗殺される。。。
ドミニカのほぼ全資本を氏族の手に収めた独裁者トルヒーヨ。。。映画の中に登場する彼は、嫌悪感を抱かずには観れない異様の人物として描かれている。。。だが一方で歴史的事実はとても複雑だ。彼が非情で残虐な独裁者であったのは論をまたないし、汚職にまみれ、富の個人的独占を図ったのも事実だ。だがドミニカ共和国は市民への弾圧を引き換えに、曲がりなりにも彼の下で、繁栄と安定した国家を築き上げた。そして彼の暗殺後、ドミニカはさらに悲惨な内戦時代へと突入してゆく。。。
一流の作品とは言えないが、それでも観て、決して損はないだろう。現在の多くのドミニカ国民もまた、すっかり忘れてしまったであろう過去と向き合うべきなのだ。そして混乱のハイチ情勢だけでなく、隣国ドミニカの歴史と政情もまた、国際社会と我々はきちんと知っておくべきなのだ。ドミニカの歴史書(翻訳本)など存在しない。カリブ海世界史として数ページが割かれるだけだ。 だからこういう作品がきっかけになって、カリブ海地域の各国史に目が向けられ始めるならば、それは決して無益なことではない。
3本目。。。Colombia映画 "La Sociedad del Semaforo (信号機の下の社会)"2010
もの凄く変わった作品です(笑)。。。中南米では信号が赤の間に、さまざまな人々が現れる。一番有名なのは、フロントガラス拭きだろう。だがそれだけではない。大道芸人たちも、信号が赤の間に車列の前に飛び出して、数秒間の芸をみせておカネを稼ぐし、物売り、物乞いなどさまざまな人々が赤信号の間に、その日の糧を求めている。
Bogotaを舞台に、そういった信号機のもとで日銭を稼いでいる主にホームレスたちを中心とする人々の生活が描かれてゆく。
ロクでなしの屑。。。と呼ばれても仕方のない(そう呼ぶしかない)ような元エンジニアの男が主人公だ。あまりのロクでなしぶりに共感を見出すのは難しいが、それでも映画創りという意味では3作品中、もっとも完成度は高いのかも知れない。
ここには或る種のリアリティがある。とんだバカげた話だが、あちこちで挿入される挿話の中に現実の彼らの生活が剥き出しにされる。傍からしか見ることが出来なければホームレスの暴動として捉えようのないバカ騒ぎの裏にはこういう物語も隠されていたりするのかも知れない、とも思えてくる。中南米に来たことのない人々は、例えば、こういう作品で、中南米の実態の一部を知ることができるだろう。決して観光誘致の為にはプラスにはならないけれど(笑)、間違いなく現実から切り取られた中南米社会の実態がここにはある。面白いか?と問われるとなんとも即座に返答しにくいが、"観る価値はある"と答えることはできる。ついでにこの映画を観て、中南米の危険度を推し量るのは間違いだと言っておく。彼らを恐れるのはお門違いだ。何度も書いてきたように、危険なのは子供たち~若者たちであって、ホームレスのボロ切れたちではない。追い込まれない限り彼ら自身は危険な存在ではない。況してや信号機の下に集う人々は決してここに描かれたようなホームレスの人々ばかりではない。寧ろ、大半はそうではないとも言える。素人お手玉芸から見事な大道芸人、欧米の旅芸人まで様々な階層の、さまざまな人間模様がそこにはある。中南米を旅行したけれど、観光地しか回らなかったような人々も、この際だから、ここにある現実を、現実の彼らの生活を想像してみる手助けくらいにはなるだろう。日本でDVD化されるとは思いにくいが、いずれそんなものが出たら是非。
まぁ、ね、こうやって気軽にスペイン語で映画を観れるようになったのは嬉しいね♪
もちろん、全部なんて分かりませんよ。わはははははは それは不可能かと。
だから勿論、こうやってわざわざ映画を観てるのもスペイン語の勉強というか、その一種、練習??(笑)
実際、まだまだですよ。わははははははははははははははははははは
雨、雨、雨... [Ecuador リターン]
エクアドル23日め(脱日本1790日め) ・・・ 18.Marzo de 2012 (Martes)
毎日、午後から雨が降りっぱなしだ...
来る日も、来る日も、雨、雨、雨...
標高2400mのQuitoでは雨が降り続くと、本当に寒くなる。。。
おまけに、決まったように午後2時前後から降り始めるので、営業活動に支障がでる。もう靴はびしょびしょだ。
中南米で売っている傘は、下手すると、なんとたった一度で骨が折れてしまう。3-4回使ったら、もうボロボロだ。。。
そんな訳で、やる気なし。。。わたしだけでなく、クライアントの方でもチンタラし始めた。ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇーっっっ!?(笑)
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古いニュースから片付けよう。。。
タイ、最低賃金を4月1日から40%引き上げへ (ロイター 03月30日 バンコク)
タイ政府は、4月1日から最低賃金を40%引き上げる。中小企業の反対や、インフレ圧力の高まりにつながるとした中央銀行の懸念を押し切って公約を実行する。
タイ貢献党が主導する連立政府は、最低賃金を全国的に1日300バーツ(9.75ドル)に引き上げることを公約に掲げている。
ただ、300バーツに引き上げられるのはバンコクと周辺の6県のみで、他の県でも40%の引き上げが行われるものの、最低賃金は300バーツに達しない。例えば、北部の都市チェンマイでは251バーツとなる。
カシコーン・リサーチ・センターのエコノミスト、Pimonwan Mahujchariyawong氏は「賃金の引き上げは、労働者が生活費の上昇に対応する助けになるが、中小企業の営業コストは大幅に増大する」と指摘した。
最低賃金の引き上げは当初1月1日から実施される予定だったが、昨年10月に起きた大規模洪水で工業地帯に甚大な被害がもたらされたことを受けて延期されていた。
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いったいタイ政府はバカなのか!?いや、バカなのだ(笑)
いや、実際、社会主義を葬りさって以降、21世紀に入って、世界中がポプリスムに冒されつつある。。。これもまた選挙民へのばら撒きに過ぎない。もはや民主主義は本当に機能不全に陥ってしまった。ポプリスムが選挙制度を喰い尽くし、右も左も、ポプリスムによって冒されつつある。。だからこれは棚上げされた大局的"民主主義"の問題ではなく、"議会制民主主義制度"の敗北なのだと言えなくもないかも知れない。だが根っこは"社会主義の対立軸としてのみ正当性を付与され、一度もその概念やシステムを真の意味で顧みられることのなかった民主主義が、社会主義を葬りさり、凱歌を揚げたこと"によっている。ごった煮の民主主義概念を整理に、新しい社会システムの構築を100年に渡って、怠ってきたことのツケがここに至らしめている。
最低賃金を40%も引き上げるということがどういう事態を惹き起こすかは論を待たない。
これまでにも何度も大切なのは"最低賃金の引き上げ"ではなく、"能力主義・成果評価"の段階的導入なのだと書いてきた。
最低賃金が上がれば、物価も急上昇する。猫も杓子も最低賃金が一律に挙がる訳で、それで生産性自体が上がる訳ではない。GNPが年間40%以上を達成しているなら、まだしもだが、そんなこともあるはずもなく、企業は人員を整理し、残った社員により生産性を求めるだろうし、ここにも書かれている通り、中小企業はたちまち成り行かなくなる。。。
問題は山ほどあるが、いちいち書き出すまでもないだろう。大切なのは、人々に"努力・能力による夢を与えること"なのだ。
人々は努力なんぞしても決して報われない世界で近代をずっと生きてきた。。。だからアジアに限らず、中南米でも、人々は努力をしない。。。能力を磨かない。どちらかというと人の裏を掻こうとするだけだ。。。或いはリスクの高い非合法分野にカネを求める。。。
何度も言うが、欧米主義者たちはここで"教育"という概念を振り回す、だがそうではない。
教育万能主義者たちは社会を変革することなど到底できやしないだろう。勿論、教育は必要だ。だがその前に果たさねばならないことがある。。。その前提だ。教育を無償化してところで、崩せない前提だ・・・
まず中南米に来て分かったことは、ありがたいことに、日本社会はさほど確固たる"学歴社会"ではないということだ。
驚いたことに、中南米社会の方が日本より余程、学歴社会と呼ぶに相応しいということだ。
中南米社会だけでなく、欧米も含めて世界は、もっとより確固たる学歴社会を構成しているという事実だ。
高い失業率を背景に、学歴(大卒学位・博士課程)がなければ、商店くらいにしか勤めることは不可能に近い。
これらは経済格差の正当化に寄与している。
貧しい人々を、貧しいままにしておくために、貧しい人々を固定化することで、自分たちの階級を護るために機能している。学歴による能力差も認め得るだろう。だがそれらは能力による社会進出を閉ざす固定化した社会構築を目的としていると言っていいほどだ。
だが一方で、日本社会では、大学がまともな教育を放棄し続けてきた所為で、社会は世界に準ずるような確固たる"学歴社会"を築くに至らなかった。なるほど、一流企業への入社の門戸は開かれていないかも知れない。だが続に中小企業と呼ばれる非上場企業でも収入確保や出世のチャンスはいくらでもある。政治家なんぞになるには学歴さえいらないらしい。。。能力があれば、学歴がなくともチャンスに恵まれることは不可能ではなかったし、学歴があっても能力のない者たちは結局のところ、いずれ墜ちてゆくのが大半だった訳だ。それは日本の大学制度が、入学試験にのみ重点をおいて、その後の教育を放棄し(大半の学部で)、卒業のハードルを無きにも等しいものとしてきたことと重なっている。況してや"推薦入学"などという訳の分からない入学制度によったもので、"学歴=能力"という公式を維持できるはずもない。日本社会において"学歴"というものは、知能も、能力も、ナニモノをも保障しないのだ。そんなことはわたしが小学生の時代から警告されてきた。だがその後40年間、"受験戦争"だけに頼った学歴社会を掲げて、いまだに日本社会はそれらを改めようともしない。
いわゆる第三世界と呼ばれる学歴のない人々、学歴の築きようのない人々が大半を占める社会で必要なのは、一律に最低賃金をあげることではない。社会保障は大切だが、バラ撒政策は別だ。彼らには希望が必要なのだ、労働をする上での希望=夢のことだ。
学歴がなくても、スタートは苦しくても(ハンデがあっても)、努力次第で世界が拓けるという希望だ。能力が劣るなら、他者の二倍、三倍を働くこともできる。いずれにせよ、能力や努力という自分自身の力で、自身の生活環境の改善ができるということが大切なのだ。働く者も、働かない者も一律では誰しも他者の倍する努力なんぞしようとも考えない。どんなに頑張っても一生涯、最低賃金の中に閉じ込められると分かっていて、いったい誰が努力をするだろう?いったい誰が懸命になって仕事に打ち込むなんてことがあるだろうか?
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さて・・・次は新しいニュースだ・・・
南を「解放」すると宣言=軍事攻勢開始か ― スーダン大統領 時事通信 4月19日 【ロンドン時事】
スーダンからの報道によると、同国のバシル大統領は18日、首都ハルツームで演説し、同国と国境の油田地帯をめぐって軍事衝突を繰り返している南スーダンを「解放する」と宣言した。これにより、スーダンが軍事攻勢に出る可能性が強まった。
バシル大統領は南スーダン政府について「スーダンを崩壊させようとしている」と非難した上で、「わが国のきょうからの目標は、この虫(南スーダン政府)を完全に排除することだ」と強調した。
1年前に起こっていてもおかしくなかった戦争がいよいよ始まるのか!?
国際社会は見て見ぬふりをし続けてきた。お茶を濁すようなPKOでごまかす一方、本格的な調停・開戦防止には手を尽くしてこなかった。それは以前から書いているように、米国が戦争を望んでいるからだ。米国はスーダン(北)を侵略しようと考えている。その為には、北の南スーダン介入が是が非だった。だからこれまで南スーダン国境付近で起きてきたことは敢えて放置され、寧ろ歓迎されてきた。歴史的にはCIAなどの関与が指摘されてもおかしくないほどに、だ。。。
そもそも南スーダンに油田資源を割譲した時点で、戦争は必至だった。本来は利権を分け合う形で合意させるしかなかった問題なのに、南スーダンへの帰属を決めた段階で、世界は戦争を知っていたのだ。だから1年前のblogで、わたしは国際社会はただ戦争のスターターの合図が鳴るまで、両者をスタート地点にと分けただけだ、と書いた。。。
イラク~アフガニスタンから撤退した兵力は、今度はスーダンへと流れる。目指すはスーダン支配だから、空爆は北へと投下される。。。最初から敵は決まっており、最初から米国が勝者であることも決まっている。だがイラク~アフガニスタンをみても分かる通り、勿論、最終的な勝者などいない。。。大統領がただ勝利の凱歌をあげるだけだ。オバマはどうでる??彼の肩にすべての成りゆきは掛かっている。だが勿論、大統領選挙を前に、彼は軍需産業界に逆らえるはずもない。。。










