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6年ぶりのニカラグア [3度めのニカラグア]

そんな訳で、3日の夜9時過ぎにアパートを出て、電車に乗って、バスターミナルへ。
バスターミナルから空港に着いてチェックイン。
で夜中1時40分の飛行機で一路パナマへ。。。
と、ところが、どういう訳か時間を過ぎても飛行機が出ない。。。1時50分、2時、2時10分、2時20分。。。
そしてようやく2時25分頃になって動きだす。。。

心配ごとは、トランジットの時間に余裕がないこと。。。
6時26分到着予定で、7時52分発のコスタリカ行き。
40分も遅れて出発すると心もとない。。。

で、うとうとと仮眠して時間を見ると、すでに7時8分。。。
まだ1時間半ほど掛かると言われる!!
ひー。。。

と、思いきや、そうだっ!!
時差があるっ♪
スチュワーデスさんに確認すると3時間の時差だと言う♪
ああ、良かった♪ わはははははははははははははは
余裕やん♪
という訳で、一瞬焦ったものの、何事もなく、次の飛行機に♪

で、朝の9時頃にコスタリカに。。。
まあ、睡眠らしい睡眠はとってない。。。
でも、このままニカラグアにダイレクトで行きたい。。。
バスの時間を確認すると、なんと早朝の4時と6時だけだと言われる。。。そんなっ!?
そんなもんの為に宿泊せなあかんのん!?
と言うことで、他のバス会社を探す。。。
かつて6年前の記憶を頼りに重い荷物を背負って歩く。。。
2軒めのバス会社も早朝だけ。。。
その辺に居たタクシーの運ちゃんに聞くとあと2つのバスがあると言う。

で、3軒めで、やっと午後12時発のバスを見つける。
ほんと下調べしない男です。。。はい。。。反省。。。でも調べないけど。わはは

で、近くで食事をして時間潰しをして、午後12時のバスに。。。
ニカラグア到着は午後8時。。。
面白かったのは、ニカラグア国境でドリンクを台車で販売しているおばちゃんが何処かしら何かしら見覚えがあるような。。。
勘違いか。。。
と、思ってやり過ごそうとした丁度そのとき、そのおばちゃんがわたしに"グラナダのGlendaのとこにゆくの??"と声を掛けてきた。
ええぇっ、誰やったっけ??
実はEl Tercer Ojoのキッチンで働いていた女性Ceciria.
とんだ再会でした♪ わはは
当時はまだ少女みたいな子やったのに、もうすっかり余裕のおばちゃん。わはははははははは

 

そんなこんなで無事にグラナダに到着。。。
が、そもそも首都マナグア行きのバスはわたしをグラナダ市内の端っこで降ろしてしまう。
ええぇぇぇぇっ、どこよ、ここ??
もうすっかり真っ暗やし。。。町の人に訊いて歩きはじめるも、タクシーでも拾わないと遠すぎると言われる。。。
だが実は国境で両替してない。。。ニカラグアのお金を持ってない。。。
仕方ないので重い荷物を担いで歩きだす。。。
まあ、すぐに道は思い出した♪
6年前の記憶は、数歩で戻ってきた。。。

さて、レストランに着くと肝心のGlendaはいない。。。
さっきまでいたけど、帰ったと言う。電話させるも出ない。。。寝てる。。。奴は寝ると起きない。。。
だがちょうどGlendaの家に居候しているというコロンビアーナが店にいて、わたしを案内してくれることに。
もちろん、話は全部通っている。
家のネットが繋がらないというので少しだけネットして、ビールもらって家に。。。

Glendaは自室で寝てる様子。。。ということは、

ということは。。。

間違いなく夜中に起きた彼女に叩き起こされる。。。わははははははははは
そういう女なんです。。。なんでもお見通し。。。

予感はぴったり的中。
シャワー浴びて、横になって間もなく、"Tomooooooooooooooooooo!!"という叫び。わははははは

で、いきなりワイン責め。。。
コロンビアーナも呼んで、居間というか、実は以前レストランのあった場所。レストランの跡に、部屋を3つ作っただけ。
あほちゃう、ちゅうくらいレストランのまま。。。
わたしを友達に紹介したいと夜10時も過ぎているのに、あちこちに電話し始める。。。
で、3人ほど友人たちに紹介される。
向こうはわたしを知っているらしいが、わたしはまったく覚えちゃいない。へへへ

そんなこんなでほとんど寝ずに24時間近く掛かって着いたのに、朝5時までワイン責め!! わはははははははははははは
たまらんわ。。。
そんな訳で朝は10時過ぎまで寝てた。。。
なんか知らんけど、働かされてる。。。まあ、部屋はタダやし、飯も飲み物もタダやから、まあ、それくらいせんとね。わはは
暑い。。。蒸し暑い。。。
久々の暑さを満喫してます。。。ひー。。。

 


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ニカラグア滞在記 [3度めのニカラグア]

そんな訳で、ニカラグア滞在記。

着いてすぐに手洗いワインの洗礼を受け、翌日から働かされているところまでは書いたが、週末は逃げ出して、イタリア人の友人Lucaを訪ねた。
場所はグラナダ湖に浮かぶ大きな島Omepete.
彼はそこに奥さんEscarletoと息子Lejandroと住んでいる。

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彼自身は小さなイタリアンレストランを、奥さんはパン屋を2店舗経営している。
商いは小さいが、家賃も安いらしく、大してお金は必要ないとも言う。実は息子のLejandroは左手の指が全失して生まれてきた障害を抱えている。もちろん、元気なとても賢い男の子で、本人も気にしていない。けれど、やはりこういうのんびりしたところの方が、彼の成長の為にもいいだろうという考えもあるようだ。
Lucaと昔話に華を咲かせながら大いに盛り上がる♪
Gのことをネタにして大爆笑の連続だ♪ 彼は一応FBに登録しているけれど、自身はまったく使用していないので、この6年間、ほとんど情報交換をして来なかった。だから喋ることは山ほどある。
他人の話にはまったく興味のないGとは正反対だ。わはは
ビールを飲み、Lucaの料理に批評を求められつつ、美味しく戴く♪
正直、一緒に働いていたときは大したコックではなかったのだが、(彼も元々コックなんかじゃない)、今や立派なシェフと言っていいだろう。
なにもない島で、バスタやチーズ、ハム類まで手作りに挑戦している。
ふたりで一緒にゴルゴンゾーラ作りをしたり、その残りで、リコッタチーズやマスカルポーネを作って(遊ぶ)。わはは
いや、いろいろ勉強させてもらった。
但し、ゴルゴンゾーラは1ヶ月ほどかかるので味見はできなかった。。。残念。

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手作りのサラミや生ハムタイプもとっても美味しかった♪
まあ、アレだ。イタリア人の作るパンはまったく口には合わないが。わははははははははははははははははは
チーズケーキの作り方を知りたいというので、2種類教えてあげる。
ついでにピーナッツ豆腐とラーメンに興味があるというので、それも。
但し、わたしと一緒に作らないと意味がないが、どうにもレシピでなんとかなると考えている節がある。わはは
いや、それほど簡単ではないぞ、Luca。なにしろ本物を一度も食べたことがない訳だから、味の目的地がない。。。


そんなこんなで2泊。
もっと滞在したかったが、Granadaでも待たれているし、そうそうLucaたちの邪魔もしてられない。わはは

。。。だが一方で嫌な事件が。。。

実は着いて早々、コロンビアからメッセージが届く。

6月5日、金曜日の夜、レストランKabukiが半焼してしまった。。。
火元は2階。。。全焼だ。
1階部分は燃えてはいないが、もちろん建物として、家財・備品ともども一切使いものにならない。。。
店は閉店だ。。。

実はこの4月に再度、改装をしてオープンしたばかりだった。。。
改装の中身は、同じオーナーのアルゼンチンステーキの店La Pampaを2階部分に、Kabukiは1階部分に。
地下にあった事務所をKabukiのキッチンに改造して。。。という形。
スペースの関係で寿司バーを取り払ってしまった。。。

但し、寿司をメインにしたKabuki、2号店をすぐ近くにオープンさせる予定となっていたらしい。。。それは知らなかったのだけれど。

で、だから火元はLa Pampaということになる。
原因は調査中だが、客か従業員の誰かがトイレで隠れタバコをして、ごみ箱に捨てたものの、そのトイレのごみを捨てずに閉店してしまったんじゃないかという感じだ。。。
鉄板焼き台を5台持っていた関係で店内の隅々までガス管が張り巡らされていたので、引火すれば全焼は当然だ。

閉店後の失火ということもあって、唯一の慰めは死傷者ゼロということ。
但し、店は使い物にならないし、近隣への補償を考えると大変なことになる。
オーナーは大金持ちだから、最終的にはすべての負債は彼がなんとでもするだろうけれど、それにしてもというやつだ。
Lucaたちにもくれぐれもという用心を求めておいた。。。

Kabuki2号店はすでに工事中で、なんとCrisが店を任されるらしい。ただCrisは頭悪いので(笑)、奥さんのClaudiaと共にお店を任されることになるという。オーナーが無償で利権の一部を彼らに譲って、経営を任せるという形みたいだ。(いつもオーナーはそういう形で店を経営させている・もちろん、わたしにもそんな話は何度かあったのだが、お断りしたきた。笑)
Crisの奥さんであるClaudiaは自身お金持ちだが、商売上手、商売好きなので、うまく行くかも知れない。いや、うまく行って欲しいものだ。
親子くらい年の離れたカップルで、怠け者CrisもClaudiaには頭が上がらないから、喧嘩しながらもやってくれればいいな♪


現時点での情報では、オーナーはKabukiとLa Pampaの再開に積極的で、4か月後くらいを目途に再オープンしたいという。
まあ、最低半年は掛かるだろうけどね。。。来年だな。

 

 


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ニカラグア生活 [3度めのニカラグア]

さて、ニカラグア生活。。。

いやあ、大変なタイミングで来てしまったかも。。。ひーん。。。わはは

ある程度、予測はしていた。いや、いつだってGlendaは問題を抱えている。。。というか、問題を呼び込む。
躁鬱病と言って間違いのないGlendaはむしろトラブル、問題が大好きなんじゃなかろうかと思えるほどだ。わはは
現在の彼女はもはや完全なアル中。。。
一日に1-2時間雑務をしたら、もうそれで終わり。
朝昼関係なくワインに溺れて、泥酔。。。時間に関係なくそのまま眠りにつく。。。或る日は昼から夜中まで、別の日は夕方から夜中まで寝て、夜中に起きてまたワインを飲んで寝て、次の朝また飲む。。。
確か44才くらいだが、もうばあさんに近く見える。

躁鬱病で台風みたいな彼女がレストランに顔を出さないのはそれはそれで平和でいいのだが、困ったことに管理者が誰もいない。。。
フロアチーフもいなければ、なんとシェフもいない。。。バカなっ!?
古参社員が3名、レジ兼フロア2名とコック1名がいるが、彼らは上司として何かを指示し、決断する訳ではない。ただそこはかとなく(苦笑)運営してゆくことができるだけで、改善してゆくこともできないし、落ちてゆくのに多少のブレーキを掛けることくらいしか出来やしない。そもそもそういう権限を与えられていないし、Glendaの下で、そういう権限を実行してゆくには、彼女と正面切ってぶつかる覚悟がいる。
だが古参で生き延びてきた連中にそれを期待する方がどうかしてる。。。

しかしシェフ不在のレストランなんて聞いたこともない。
120席はあろうかという大きなレストランなのに、だ。。。

 

わたしたちがManaguaにオープンさせたのは2008年の11月。
わたしが辞めたのが2009年7月。
二代目のシェフManuelは若い男の子だったが、そう悪くもなかったし、下にはわたしの右腕だったJoaquinというコックもいた。
Granada店はその時点でLucaが辞めてしまって、シェフ不在とは言え、実質いつも古参のおばちゃんたちが取り仕切っていたし、古参のおばちゃんたち6名もいればなんとかなるという読みだったのだろう。
だがそれから6年、一昨年12月にManagua店を売って、Granada店を移転拡大オープンさせた訳だが、その時点でもManuelやJoaquinはいたらしい。。。
だがどういう訳か、料理のレシピは形だけわたしの残したレシピに近いものがありながらも微妙に、いや、かなりおかしな感じにアレンジされてしまっていた。
そしてManuelとManaguaから来たコックチームと、Granadaの古参のおばちゃんたちの間で問題が起こる。
当然だろう。。。
そして古参のおばちゃんたちが去り、しばらくして理由は分からないが、今度はManuelたちが去るという最悪の事態になった訳だ。。。
クリスティじゃないが、そして誰もいなくなった。。。おばちゃん1名だけが残った訳だ。。。

もはや料理にダメだしをする人間もいない。。。たまにお客さんからのクレームがあったりすると、Glendaが過剰に反応して、それに対応する訳だ。。。
こういう場合、レシピを変えたり、味を判断したりする能力もない人たちによって、味はどんどん薄くなる。。。
ピンボケになってゆく訳だ。。。
マイルドに、という言い訳のもと、味がボケてゆく。。。手抜きがそれに加わる。。。
観光客というのは優しい人たちで、さほどクレームを出さない。
他のレストランよりマシならそれで十分評価してもらえる。。。
地元ニカラグアの富裕層相手では決してこうはいかないが、バックパッカー中心のツーリスト相手だとこんな程度でなんとかなる。。。
どうせ一見さんだということになる。。。
Tripadviserは怖いけれど、実際、べた褒めだ。。。雰囲気でなんとかごまかし続けている。
レストランは大きく、独特の雰囲気があって、他を寄せ付けない。
特にPizza、スペイン料理などという分野では他に素敵なレストランはあるが、Fusionレストランとして色んなものが食べれる多国籍料理レストランはうちくらいなもんだからだ。バッタもんとは言え、寿司まで食える。。。
Granadaには他に日本人の若者がオープンさせた小さな日本レストランが出来たが、(Glendaがオーナーと友人だと言うので、食べに行きました。笑)場所も観光客相手のメイン通りから遠く離れていて、我々の競争相手ではなさそうだ。

問題はシェフがいなくなったあと、補充できてないということ。。。
おまけにそのタイミングでGlendaが恋愛関係にあるというバーテンダーを連れてきて、管理者として据えてしまったらしい。。。
当然、問題は起こるべくして起こる。。。
仲がよければ仲がいいで仕事にならない。。。ベタベタしてたらしい。。。
もちろん、彼女とずっと仲良くいれる人間はこの世にはおそらく存在しない。わはははははははははは
喧嘩すればレストランで怒鳴りあい。。。だったらしい。。。
見かねた古参従業員がGlendaの友人を通じて、Glendaに店から追放するように進言。
再三そんなことを繰り返した挙句、ふたりは喧嘩をきっかけに別れることになって、バーテンダーは解雇。。。

そそ、そしてついに誰もレストラを管理する者がいなくなった訳だ。
Glendaは失恋気分で号泣、アルコールに溺れる日々。。。

なんとわたしが到着したのはちょうどその直後。。。わははははははははははははははは
ひー。。。勘弁してくれー。。。。。。。。。。。。。。。。


続く。。。

 

予告編。。。なんとバーテンダーとGlendaが元の鞘に収まって、再び、レストランへ戻す気らしい。。。

 

そそ、わたくし昨日54歳になりました。。。とほほ

 


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広島にみる日本社会の縮図。。。 [3度めのニカラグア]

まずは2005年に広島で書いた古いblogを読んで頂きたい。。。

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広島名物、原爆と平和? 2005年08月06日 (土)


随分と不遜なことを言うようだが、広島に来て以来、うんざりしていることのひとつに「原爆」と「平和」という言葉がある。

無論、人類史における無差別大量殺人として「原爆」と「アウシュヴィッツ」は忘れさられてはならない。それはここにも記した通りだ。

だが、広島では時と場所を選ばずに「原爆」と「平和」が叫ばれる。そしてそれ以上のものが何もない。
すべては「原爆」と「平和」というたった2語で終始する。
そこから先も、それ以前も、奥底も、現在もない。
まさにグラウンドゼロ、その地点=その時点ですべてが立ち止まっている。
なぜ広島に原爆が落とされねばならなかったのか?当時、日本はなぜ戦時下にあったのか?より率直に言えば日本は何を海外で行ったのか。
広島には無実の、無関係な人々の被害者意識しかない。
だが自国が他国に戦争をしかけている時に、本質的に無関係な国民、無関係な市民などという概念は存在し得ないのだ。

アフガニスタンやイラク、セルビアに対する共感もない。その一方で9.11に対する共感はごく普通に存在するようでもある。

無垢の被害者としての共感=歴史認識の欠如。まさしく米国民の9.11、なぜニューヨークがテロの的とされなければならなかったのか?という意識の欠如と似通っている。

被害者としてのアピール。消極的希求としての「平和」感。。。

それは前後の文脈なく語られる「平和でありたい」という言葉。思索なき、論理なき平和の希求。脈絡の欠如した「ただの≪平和≫」。

小学生の教科書で語られるような無垢の平和。代償なき平和。分析されることのない平和。自ら構築すべき模索すべき構築物としての平和ではなく、天から付与されるかのような平和。希求に留まる平和。お題目としての平和。。。

そしてそれらが、いや、そういったお題目としての「平和」だからこそありとあらゆるところに安直に掲げられる。

お祭り=Festivalのすべてにも。。。
祭りとはストレスの発散である側面も強い。勇壮な荒くれ祭りは日本各地に点在する。いや、祭りとはそういうものであると言っていい。。。だがここでは違う、祭りや催しとしてのFestival、花火大会からあらゆるスポーツ大会まで、「平和」という言葉が飾られないものはひとつとしてない。それは音楽Festivalやconcertでも同様のようだ。
だからすべての祭りが湿気ってしまう。盛り上がりを欠く結果となる。

「争い」や「闘い」はタブーであり、ただ無力な子羊のように平和を願う行進に率いられる人々の群れ。。。。そこに澱む意識。。。

被害者意識はどこまでも掘り下げられるが、そこから自らの外界へ抜け出ることはない。ここにあるのは被害者としての訴えでしかない。

だから広島県は往時の在留外国人の被爆者保障を拒否するという信じられないような発想を同時に抱えていたりする。国家が認めても尚、県はそれを認めようとはしない。

ここにある意志の停滞、エネルギーの欠如にはもういい加減うんざりだ。

日本全土に広く行き渡っている、日本国民の多くが共有している議論を不毛とする=理屈なき「みんな仲良く」という意識が極めて強い土地柄なのだ。
いや、極端に言ってしまえば、ここにはそれしかない。
とにかく、兎にも角にも「みんな仲良く、平和に」なのだ。

思考なき希求=ただのお題目。。。

原爆の記憶は風化されるべきではない。それは米国の戦争犯罪としてだ。

追記)もし一年に一度、原爆が語りつがれるならば、その日、その記憶は貴重なものとなるかも知れない。だが日常に垂れ流されることで寧ろそれはうすっぺらなものとなり、耳目を敢えて傾けるに価するものから何かしら削がれてゆく。。。そこに住まう者は耳を閉ざそうとされるか、そこに囚われるか、だ。


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そして、2015年6月13日、わたしはFB上に以下のようなコメントをupした。。。

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わたしは広島に3年間生活していた関係で、広島にたくさんの友人たちがいる。。。
ひたすら平和と戦争反対を連呼していた広島人たち、広島の友人たちに問いたい。。。
広島の人々には政治的意識、見解が欠如しているのか、それともプライドが欠如しているのか、と。。。
公明党の支持者であるかないかを問わず、創価信者であるかないかを問わず、広島から出た自民党の外務大臣、岸田文雄に対する批判を含めて、FB上で繋がるすべての広島の友人たちのうち誰一人、今日の政治的危機に関してコメントしようとしないのは何故なのだろう??
広島には何か巨大なタブーでもあるというのだろうか。。。
日頃、県民性を誇示することが多い人々であるが故に余計に違和感を感ずるのだ。

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だが普段、興味もないはずのことにでも"いいね"を押すような連中が完全に無視を決め込んだ。。。
それから3日、広島人である友人がただ独りコメントを付けてくれたに留まる。そして広島出身で現在は九州地方に住む女性が静かに"いいね"をひとつ押してくれた。あとひとつは広島出身ではない友人が押した"いいね"だ。

------友人のコメントに対するわたしの返信2つだ(友人のコメントは省く)-------

えーっ、そんなこと言わんとー。。。
反論してーっ!! あかんのですわ、それじゃあかんのです。。。
広島で今回の件に対する大規模なデモとかないんですか??

 

もしそれが"地元から出た代議士先生に後ろから弓は弾けん"というような郷土意識に支えられたものでしかなく、そんなことをすれば商売や事業に多大な影響が出るかもしれんということを恐れての沈黙だとすれば、広島県民は戦後70年に渡る平和教育を金銭と引き換えに唾棄することになりませんか?

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それは侮辱されたという怒りからなのか??
もしそうなら、寧ろ嬉しいと思えるほどだ。
だがそうではないだろう。。。

まずコメントを寄せてくれた友人はとても哀しいことにわたしの主張というか、問いかけを全面的に認めてしまった。。。
続く返信に対しても、だ。。。
わたしは反論を求めたが、ついに彼から反論は一切出てこなかった。。。彼はとても誠実な人物なのだ。だからこそ余計に哀しくもある。


誤解のないように言っておきたいが、わたしは決して広島人だけを非難しようというのではない。
だがそれはひとつの日本の縮図なのだ。
お題目だけの平和教育のツケと、小さな村社会で(日本全体もだ)政治的な意見や活動をすることが商売や事業に大きなマイナス要因となるだろうことに対する恐れから沈黙してしまうという構図だ。(そして実際に少なからず影響が出るのだ。)
日本という村社会に於ける愛国精神=郷土愛という名目の下に、"親方日の丸"と呼ばれた戦前から続く恥ずべき奴隷根性は21世紀になっても脈々と続いているのだ。。。

これらは政治的な意見を持つということ自体がタブーとされてきた学校教育と社会の必然の帰結でもある。

政治的な意見を持ち、それをはっきりと表明することが(勿論、理性的に、だ)評価される欧米社会とは埋めがたい溝がある。
著名人は政治的な見解に対して無意見であってはならないのだ。彼らは賛否両論渦巻く中で、オピニオンリーダーとして発言を求められる。
対して日本では、著名人は政治的な事柄については沈黙を守り、くだらない芸能人ニュースについてのコメントをひたすら求められ、配信する訳だ。

こういう社会は2000年台になって急成されたものではなく、1968年以降、学生運動の終焉と放棄に伴い、50年間近くにも渡って営々と築きあげられてきた。まさに50年後という節目の2018年に日本が戦争に突入するとなれば、本当にアイロニックな50周年となるだろう。


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ニカラグア生活の続き。。。 [3度めのニカラグア]

そんなこんなで、Gの元カレがバーテンダーとして還ってきた。。。しーらないっと。わはは

ふたりは元の鞘に収まったというのだが、正直傍から見ていて、元カレという奴はhijo de putaだ。わはは
仕事が欲しくてGに近づいたというのが丸見えだ。。。ふたりの関係はどう見ても恋愛ではない。。。Gは仕事を離れると、ベタ惚れスイッチスイッチというか、ベタ惚れモードになるようだが、彼氏の方は仕事を得る為と、Gを操縦する為に、関係を持って、顔色を窺っているというのが見てとれる。日本人じゃない、生粋のラティーノだから、そんなことは隠せもしない。わはは

金と仕事のない女好きのバーテンダーがお金持ちの?オーナーを見つけたという図式か??
そりゃあ、長続きする訳ないわ。好きにすればいいが、Gはとてもじゃないが、そんな元カレの思惑通りに動く女じゃない。わはははははははははははははははははは
まあ、正直、中南米では珍しくもないよくある話だったりするのだが。。。

さて、そんな訳で、もちろん元カレが戻ってきて一日めは何も起こるはずもない平和な一日♪
こうなるとわたしはさっさと逃げ出したい気分♪ わははははは
もっとも元カレはフロアチーフをするつもりらしいが、とてもそんな器ではない(笑)。


最初に断わっておくが、わたしはGに借りを返しに来たのだ、Gを助ける為にニカラグアに舞い戻ってきたのだ。。。

もちろん、Gはわたしにここに残ってシェフとして働いて欲しいと考えている。。。もうまるで決定事項のように扱っている。。。
レストランにどうしたってシェフが必要なのは明らかだ。
寿司なんかは価格だって、まったくコストと合ってない。計算してないのか??

で?? だから??

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ちょっと話をそらせて、もう一度原点に戻って、中南米のコックやシェフの問題点を明確にしておこう。

もしあなたが一応、腕に自信のあるコックだとしよう。けれどあなたはこれまでの人生で一度もアラビア料理がを食べたことがないとしよう。
だがアラビア料理レストランの看板を掲げる店で働くことになる。。。
レシピは教えてもらえる。。。だがあなた自身は一度もアラビア料理を食べたことがない訳だ。
そのうちシェフが辞めてしまった。。。
教えられたレシピにはちゃんと分量も書いてあるけれど、実際同じように作っているのに、時々味が薄いとか、塩辛いとか、甘いとか、いろんなお客さんからのコメントが寄せられる。。。その度にオーナーからもっと味を濃くしろとか、塩を控えろとか、甘くするなとか指示される。。。そのうちいったい何が本当の味なのか、分からなくなる。。。いったいどうしてレシピを改良することができるだろう??ネットで調べたところでたくさんの様々なレシピがあって、どれがいいのか分かりはしない。。。そもそも味の目的地(到着点)が自分の中でしっかりとイメージ出来ないのに、料理なんて出来るはずもない。そういう味の目的地をイメージするには何年にも渡るさまざまなレストランで食事を積み重ねるという経験が不可欠なのだ。
(※もちろん、一分野をすでに極めている人は別の話だ。)


さて、この図式がすべてを語る。
日本人の分かりやすいようにアラビア料理の譬えを出したが、問題はもちろんアラビア料理ではなく、レストランで提供されるすべての料理ということになる。
えっ!?話がよく見えないって?? わはは
以前にも何度も書いたが、基本的にお金持ち、富裕層でコックになる人などいない。。。
レストランのオーナーになる人はいるけれど、調理はしない。オーナーシェフなどというのは稀有な存在だ。
コックとして働く人たちは貧しい人々だ。最低賃金しか払われない。。。ここでは月180ドルほどだ。
物価は安いと言ったって、ちゃんとしたレストランではやはり一皿10ドル以上はする。飲み物、チップを足せば15ドル以上だ。前菜を頼んで飲み物を2つくらい頼めば、最低25ドル、本当にまともなレストランなら40ドルくらい掛かるだろう。
だが彼らの給料で(妻子もいて、家賃も支払って)そんなレストランで食事できる訳がない。
だから彼らコックは生まれてからただの一度もちゃんとしたレストランで食事をしたことがない。。。
ピザは食べたことがあるけれど、地元のドミノピザみたいなチェーン店のを食べたことがあるくらいだ。
まともなイタリアンレストランのピザやパスタなんて生まれてから一度も食べたことがない。
彼らの唯一の味覚の経験は自分が働いたことのあるレストランのレシピだけだ。。。
レストランを転々とする中で、"つまみ食い"したことがあるだけだ。それも大抵は客の残したモノだ。。。
だが運がよければいつか突然、シェフを任されることもある。。。
無理してガストロノミア(調理学校)の1年コースや2年コースでも修了していれば、そういうチャンスはある。(調理学校は日本の花嫁お料理教室より遥かに程度は低い。)

町場の個人レストランのシェフになっても給料は少なくとも最初は月300ドルほどだ。。。結局のところ自分の金でレストランで食べ歩きなんてできるはずもない。
200回、天麩羅を食べたところで、天麩羅の違いが分からない人も多い。ウンチクが背景にあって初めて我々も違いを知り、そして違いを感じることが可能になるのだ。美味しい、美味しいと何度食べてもそれが調理に活かされるには、相当なセンスと探求心と経験値が必要とされるのだ。

これはなにもコックたちだけに留まらない。ウエイターだって同じだ。
彼らはオーナーに言われるがままにサーヴィスしているだけで、一度もちゃんとしたレストランのサーヴィスを受けたことがない。
それに一流のレストランのサーヴィスを一度くらい経験したって何が分かるはずもない。
何度も何度も客としての経験を積み重ね、いろんな言わば"不慮の出来事"が重なって初めて、一流のサーヴィスというものが分かる訳だ。


だからどうしたって120席以上もある大きなレストラン、しかも世界中からやってくる観光客相手のレストランにシェフがいないなんてことはあり得ないのだ。
どうあがいてもニカラグアの現状では(中南米全体に言えることだが)外国人シェフに頼るしかない。
次手は、ニカラグア人でいいから一流ホテル、レストランで働いていたシェフだ。
それも無理なら、ともかくも次善の策を探す他ない。。。
だがどうしたって所謂、シェフ未満のコックだけではどうにもならないのだ。
さらには、そもそもオーナーたちはレシピを変えるのを嫌がるから(その癖、顧客のクレームには過敏に反応する)、彼らを説得してレシピを改善し続けるには相当な"力"がいる。


さらに大きな問題は、うちのレストランの現状をみればよく分かる。。。
今の段階では、寿司や刺身というレベルではなく、厨房のすべての料理がおかしくなっているし、久々に南米から中米に戻って、衛生観念の落差に愕然とさせられている。南米は日本には及びもつかないまでも中米の衛生観念よりは遥かに上をいっている。
中米の衛生観念で寿司・刺身を提供するなんてバカげてる。わはは
まずはそこから徹底させている段階(オーナーにもね)。わははははははははははははははははははは

パスタは茹で過ぎだったり、麺がほぐれてなかったりしてるし、ソースはみんな中途半端な出来損ないだ。
主要なレシピはきちんと直したけれど、問題はそれを維持できないことだ。彼らはすぐに目分量で適当にやる。。。分かった気になるという奴だ。
もう1回計ったら、2回目は目分量だ。そんなものどうしようもない。わはは
※そもそも測らせても、なんと適当に測る!!(苦笑)。。。正確に測ったりしない。。。意味ねーぞ。。。
たまねぎを最初に炒めてから...なんて言っても通用しない。山盛りの野菜をすべて一度に鍋にぶち込む。そして5分も炒めたらもう次の段階だ。
たまねぎを飴色になるまでじっくり30分は炒めて...なんて言っても強火にして10分放っておいて焦がして、"ハイ、できました♪"という仕事だ。わはは
だからこの連中にちゃんと仕事をさせるにはそこを管理できるシェフがどうしても必要になる。きちんと味見をして修正できるシェフだ。
そういうシェフ=管理者がいないと、料理はすぐに別物になってしまう。。。自己評価の高いラティーノたちは自己評価を恥じる日本人と違って自己反省能力はないと言い切っていいだろう。わはは
中南米のスポーツのコーチ、監督たちは凄いな、大変だな。わははははははははははははははは
中南米で事業を考えている人たちは是非そこを学んでからにした方がいい。

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さて。。。最初に書いたように、わたしはGに借りを返しに来たのだ、Gを助ける為にニカラグアに舞い戻ってきたのだ。。。
だがわたしはここにいるはずのシェフに少しはまともな寿司・刺身を教えようと思ってきただけだ。
まさかシェフがいないなんて想像もしなかった。。。わははははははは

もちろん、Gはわたしにここに残ってシェフとして働いて欲しいと考えている。。。レストランにどうしたってシェフが必要なのは明らかだ。

で?? だから??(笑)


だがわたしはここに留まるつもりもない。
6月末までの間、できる限りのことをしたいと思っているだけだ。(寝床と食事のバーターだ。笑)
それに内情は、Gがどんなにわたしと契約したがっても、現在の彼女にはわたしに支払えるだけのモノはない。
オープン時の借入金の返済に追われていて(ついでに車を変えたり、別荘用の土地を買ったりしてるし。笑)、彼女の収入さえも月800ドルほどだ。
もちろん、家もあって、好きな時に自分のレストランで食事するのだから、ニカラグアで月800ドルあれば、まあ、好き勝手にお金は使えるだろう。
だからわたしに払うのは、売上が伸びてこそ可能というレベルだ。わはははははははははははははは
彼女はわたしに固定給以外に、利益の%を支払うという条件まで提示している。
もちろん、彼女がわたしにすべてを任せるなら売上くらい上げてあげる。(大きく出たな。笑)
だが、そもそもわたしにそんな気はない。
彼女と一緒に働くのは短期間しか無理だ。わはは
わたしやLucaはもう分かり過ぎるほど彼女の性格を知り尽くしている。。。それは不可能なことなのだよ、Glenda(笑)


唯一の解決策は、以前わたしの右腕だったJoaquinを呼び戻して、ここのシェフとする為に、わたしが教育をするということだけだが、Joaquinにもいろいろ事情があって(当然だ)、今週日曜日に会うことになっているけれど、呼び戻すのは難しそうだ。しかもそうなればGはわたしとJoaquinに少なくともその期間ふたり分の給料を支払う必要が出てくる訳で、現在の彼女の状況ではそれはとても難しいだろうということだ。
申し訳ないが、2-3ヶ月もタダ働きできるほどわたしにもお金に余裕はない。

 

 


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安倍というアンポンタンは笑うに笑えぬ。。。 [3度めのニカラグア]

ちょっと考えてみたら米国追従政策しか執らない安倍政権が、米国により押し付けられた憲法を廃して自主憲法制定(憲法改正)を悲願だなどとナショナリズムに訴えてみせるなんぞ具にもつかないコントなのか??
それこそ自主憲法制定などというのがお為ごかしに過ぎず、ただ単に戦争に参加したい(武力による国威を示したい)だけに過ぎないことを証ている。

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安保法案、今国会成立に決意=安倍首相「決めるときは決める」―衆院特別委
時事通信 6月26日(金)18時7分配信

 安倍晋三首相は26日の衆院平和安全法制特別委員会で、集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法案の国会審議に関し、「95日間という(通常国会で過去)最大の延長幅が取られた。熟議を尽くした上で、最終的に決めるときには決める。これは議会制民主主義の王道だ」と述べ、9月27日までの今国会での成立に意欲を示した。維新の党の青柳陽一郎氏への答弁。
 首相は「『数の力』と批判されるが、選挙の結果を無視しては民主主義は成り立たない」と正当性を強調。安保法案の説明が不十分との世論調査結果については「世論調査が悪ければその政策をやめようというのは楽だが、責任放棄だ。理解が深まっていくよう努力を重ねたい」と述べた。
 法案を参院に送って60日たてば、衆院で再可決できるとの憲法の規定を使う可能性に関しては、「参院は良識の府だから、しっかりとした有益な議論が行われると確信している」と述べるにとどめた。
 憲法と安保法案の関係について、首相は「今回以上の解釈拡大、例えばわが国を守ること以外のための集団的自衛権を行使することができないのは明確だ」と指摘。現状では9条改正は時期尚早との認識を示した上で「今できることをやるべきだということで、憲法の範囲内で今回の(法)改正を行っている」と語った。維新の井坂信彦、木下智彦両氏への答弁。 


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民意を無視する形で、代議制民主主義(議会制民主主義)を悪用しながら、民主主義の擁護者を気取るこのバカは論理的思考を恐ろしいまでに欠いた発言を繰り返している。
本当に日本の戦後史上初の独裁的妄想首相だ。。。知性というものを欠片も感じさせない。
やはり彼を止めることなど出来やしないのだ。FB上を見ていると"もしや..."という一抹の期待も芽生える。けれどそれは首都圏での行動や首都圏の人々の発信に留まっている。地方ではまったくの無関心であるかのように見える。首都圏だけではどうにもならないだろう。。。

実際のところ彼は恐ろしくバカだから、その所為で国会を延長してなんとか体裁を整えることができると信じているようだ。
だが本当のところ、彼が最低限の知能を持っていたら、そもそも最初っから、野党の反発など無視して強行採決すべきだったのだ。そうすればここまで彼の無能ぶりと独裁ぶりが露呈することはなかったろう。彼の阿呆さが何かしら国民の側にツケ入る隙を与えている。
メディアが翻意すれば状況は日本全土に拡大し得る。そうなれば自民党内部からの退陣要求すら上がってくるだろう。党議拘束を外すところまでいければ、チャンスはゼロではない。彼が引き延ばせば引き延ばすほど彼にとっては不利になるということすら、このバカは分かっていないし、国会延長に反対した野党もさっぱり分かっちゃいない。そのバカさ加減を利用するしかチャンスはないということだ。


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くどい様だが6年ぶりのニカラグア。。。 [3度めのニカラグア]

そんな訳でくどい様だが6年ぶりのニカラグア。。。

驚くべきことに6年間何も変わってない。。。町並みは歴史遺産だから変わってはいけない訳だが、それにしても、だ。。。
まるで時間の流れが止まっているかのようだ。
メデジン、コロンビアなどたった2年で目を見張る変化があったというのに、だ。。。
住んでいる連中に聞くと中には"随分変わったろう?"などという連中もいるのだが(もちろん、否定的な連中もいる)、1ヶ月近く生活してみても何一つ変わったようには思えない。
訊いてみると、観光地区以外の道路は以前は舗装どころか整備もされていなかった為に大雨が降れば泥沼と化して歩けもしなかったけれど、ここ数年で少しずつ、舗装まではいかなくても整備されつつあって大雨でも歩けるようになったという。言わば、前世紀的な当たり前の状況が近づいてきたという段階だ。
それ以外相変わらず、電気は、しょっちゅう止まるし、水も止まったりする。以前よりそういう機会は減ったというが、わたしの滞在中は何度もまるで6年前の悪夢をみるかのように同じ光景が繰り返された。
6年ぶりに厨房器具を買いに出掛けてみたが、相変わらずないものだらけ。。。あれもない、これもない。。。そもそも厨房機器を購入できる店舗が選択肢がない2軒のみ。。。他にはホームセンターSINZAというのが新しくオープンしたくらいだ。。。
他のパナマや南米諸国のような大型のショッピングセンターなんぞ存在しない。

それ以外、ちょっとした変化としては、以前は観光客相手専門のレストラン、バー街だカルサーダ通りにたくさんの地元ニカラグア人たちが呑みに出歩いていることだ。これはいい兆候なのかと思ったら、別に彼らの平均賃金が向上した訳でも、経済状況が改善された訳でもなく、リーマンショック以降、米国からの観光客の激減に対応できず、バーなどを中心に一部が、ビール代を一般市場価格並みに値下げしたことによっているらしい。。。だからレストランは相変わらずほぼ外国人観光客しか利用しないけれど、テラスやディスコ系の爆音バーはニカラグア人たちを受け入れているというだけの微々たる変化らしい。

ニカラグアはダニエル・オルテガを大統領とする左派国家だ。だが彼はまるで役に立っていない。。。
当初、彼の治世は、右派のテクノラートや経済界の面々たちによって妨害されたと喧伝された。
だがすぐに彼はそういう連中に取り込まれてしまったといっていい。
もはや彼は自身の地位保全の為に、社会主義の旗を振っているだけで、社会主義的政策を執る気などまったくない。
豪邸に住み、高級車を乗り回す彼はもはや左派ですらない。けれど彼は依然としてFSLNの党首であって、サンディニスタ運動が分裂したとは言え、左派でFSLNに対抗できる勢力はない。2007年以来の第二次政権(二期目)を続ける彼は来年大統領選挙を迎えるはずだが、そんな変革の機運はどこにもない。中南米の左派政権はどこも独裁下していて(要は右派であろうと、左派であろうと独裁政権になるのは古きラテンアメリカの風土病みたいなもんなのだ)、チャベスに習い、連続再選禁止規定を廃止して、20年とか長期独裁体制を存続させることを可能にしてしまった。。。
 こんなことだから余計に左派という概念が毛嫌いされるのだ。左派は自らのイデアを自らで汚すことに暇ない。
史上初の社会主義政権だったソビエトに始まり、南米の新社会主義を名乗るチャベス一派にせよ、左派を名乗る政治家たちはいつも社会主義理念を汚し続けてきたのだ。。。もちろん、それは常に敵と対峙せざるを得ないところから来ているのは否めない。
もしも国民全員が社会主義理念に賛意を表してそれに取り組めるなら、そしてもしも諸外国が社会的実験に協力を惜しまない姿勢で支援してくれるなら...。だがもちろんそんなことは歴史上、一度もない。
国内では従来の支配層=富裕層が社会主義政権を転覆させようと抵抗勢力となり、国外では、米国を始めとする世界が社会主義政権を敵視して、あらゆる妨害や制裁を加えてくる。。。当然、政権側としては内外の敵と闘わざるを得ず、政権は弾圧的、非民主主義的に運営されてゆくしかなくなる。。。。。
 もっともバカげたことをしでかしたのは北朝鮮で、なんと、かのソビエトですら決して行わなかった権力の世襲制をただの名目とはいえ社会主義政権を謳う国家で行いやがった。そもそも北朝鮮の社会主義理念というのは、単に中国~ロシアの支援を受け、韓国=米国に対抗する為だけに付与された性格で国家経済理念ではなく、実質は単なる王政に過ぎないのだが、その後、世界はチャベスの連続再選=永続支配に端を発して、ボリビア、ニカラグア、果てはロシアまで社会主義国における連続再選規定を範にしてしまった。
 哀しい話だが、マルクスの"資本論"におけるヒューマニズムの精神は社会主義を名乗る権力者たちから決定的に忘れさられたままだ。
本来、美しい机上理念であるはずの社会主義は、現実の世界で単なる独裁的支配形態の旗印に貶められてしまったままだ。。。


 さて、話が逸れてしまったので元に戻そう。ニカラグアの話だ(笑)。

そんな名ばかりの左派オルテガ政権だが、どうにもこうにも行き詰まった彼は、チャベス存命中はベネズエラの経済支援をアテにして、思い出したかのように反米を叫んでみたり、チャベス亡き後、台頭してきた中国にすり寄ってみせ、現在ニカラグアでは、オメテペ島を有するニカラグア湖を開拓して、第二のパナマ運河計画が進行中だ。
そんなものがいまだにどけだけの経済的必要性を持っているかは疑わしいが、中国がパナマ運河を利用せずに自国輸出をヨーロッパへ届けるために、地借権と引き換えに支援すると言っている。
 ※実はそんなこんなで、現在、計画に反対する人々の多いオメテペ~サンホルヘ周辺では、中国人と混同されるアジア系はことさら嫌われていたりする。わはははは

 さて、そんなこんな糞の役にも立たない、人々の、国民の役に立とうともしないオルテガ政権は、ニカラグアという国家を前世紀的国家に留めようとしている。無論、ニカラグア右派が平等や福祉、国民生活の為の(産業構造の為のではなく)インフラ投資の理念を持っているとは思えないが、それでも尚、オルテガは前世紀のモノとして捨て去られねばならないだろう。

 ニカラグアの富裕層はまさに新大陸の征服者たちの子孫であって、彼らは他の中南米諸国を遥かに上回る大土地所有者だ。
彼らはその広大な土地の大部分を耕作する訳でもなく、牛の放牧に充てている。だからこの国では牛一頭が人間を遥かに上回る居住面積を保有していると以前にも書いたことがある。耕作地も単価の安い、けれど年中収穫のできるバナナに大部分が充てられている。国土の半分近くは未開発地に近い。けれどそれらはすべて誰かの土地であって誰のものでもない土地など勿論ありはしない。
 ニカラグアの富裕層はまさに働かざる富裕層だと言える。もちろん、近年は彼らも学業を経て、仕事を持つようになった。だがそれは本当に驚くほど近年のことだ。たかが10-20年のことだと考えてそれほど間違いではない。それも潤沢な資金と知古、遠戚関係を背景にしてごく小さなサークルのようなニカラグア富裕層の中で相互扶助的なマーケットで完結しているから、そもそも何をやってもそれなりにやっていける訳だ。
 もちろん、何も彼らに悪意がある訳ではない。富裕層であるわたしの多くの友人たちはみんな一応に親切で個々としては善良でもある。ボランティア的仕事に取り組み始めた友人女性もいる。だが問題は多くの生まれながらの"働く必然性のない"富裕層には、一般の貧しい人々の生活や問題がまったく理解できないことだ。彼らはお手伝いさんや使用人という形で日々、貧しい人々の顔を見て生活をしているけれど、根本的に彼らの人生を理解していないし、想像もできないのだ。況してや社会を改革する意識などない。彼らにあるのは精々が教育の充実程度のことだ。
 人々が貧しいのは、貧しい人々が愚かだったり、泥棒だったり、怠け者だったりするのは、すべて教育が足らない所為だと考える訳だ。だがそうではない。根本的な社会的不平等を是正しない限り(或いは富裕層がそのことに真摯に気づいて政策変換の舵取りをしない限り)、人々は変わらないだろう。成功に輝く未来をうまく想像することすらできない人々は努力なんてしないのだ。成功に輝く未来を現実に手繰り寄せる手段が教育にあるなどというのは、また別のレベルに位置する人々だ。人々の生活のまだそのレベルにさえてはいない。本当にここの生活はまだ1960年代の世界だ。それも70年代-80年代へとは続かない=60年代に閉じ込められた(押し込められた)世界だ。
 その現実が、わたしがニカラグアを好きになれない最大の理由だ。

Glendaはわたしに彼女にできる最大級の申し出をしてくれている(彼女自身より遥かに多くわたしに支払うというのだ)。もちろん、最初に書いたようにわたしは彼女に借りを返しにきたのだ。彼女を助けてあげたいという想いはある。半年やそこらなら無駄にしてもいいじゃないかという気持ちもある(別に無駄という言葉に特段の意味はない)。けれどここニカラグアで働くことの辛さは、上に書いたような現実と日々向き合わなければならないことだ。
 毎日一緒に働く人々は愚かだったり、泥棒だったり、怠け者だったり、信じられないくらい頑固だったりする。けれどそれは彼ら個人の責任ではないし、ましてや教育の所為でもない。だがそれをわたしのような外国人短期滞在者がなんとかできる問題ではないし、現実にレストランを運営してゆく上では、彼らのそういう性癖にうんざりさせられるのも事実なのだ。わたしとしては精一杯理解しているつもりではあるけれど、仕事を完成させる上ではやはり役に立たない連中の首をきったりしなきゃならない羽目になる。いい歳した大人に教えてなんとか変わる性質のものではない。どうあがいてもわたしには、彼らに未来を与えることなど出来やしないのだから。もちろん、未来を与えずに、彼らに努力する術を教えることは可能だろう(多くの海外ボランティア団体という連中はそんなところを目指している)。けれどそれは誰の為になるのだろう??現実的には彼らの為になるよりは経営者の為になるだけだ。彼らの努力が報われる構造がない以上、平たく言えば、彼らの努力は無駄になるしかない。彼らがどんなに努力して、わたしなんぞからでも学べることを学んで、それなりに優秀なコックになったとしても彼らの状況は何も変わらない。。。彼らの努力はすべて経営者の利益になるだけだからだ。
 そういう貧しい人々と共に働きながら、富裕層の友人たちの訪問を受け、海外からの観光客に料理を提供するというのがここニカラグアでわたしを待ち受けている仕事の現実なのだ。だからどうしても二の足を踏んでしまう。中南米はどこでも同じような問題を抱えているけれど、ここニカラグアはさらにその構図が頑迷で、揺るぎない社会なのだ。

 


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今後の焦点 [3度めのニカラグア]

現実問題として何度も言うように、もはやどうしようもない。
 
  自由民主党 (290)
  維新の党 (40)
  公明党 (35)
  次世代の党 (2)

衆院475議席のうち、上記を併せるとなんと367議席になる。
維新の党の半数が反対や欠席に回ったとしても347議席、公明から造反者、欠席者が数名出たとしても340議席は固そうだ。
となると、475議席の過半数238を割り込ませる為には、自民党から103名以上の造反者、欠席者が出なければならない。
党議拘束を無視して290名の中から造反者を100名以上出すなんてことは自民党を真っ二つに解体するのにも等しい。
採決としてはそれほどに不可能なことなのだ。誰にも止められやしない。。。

だから安倍晋三は彼自身が発言した通り、やるときにはやる。
それ防ぐ手立ては採決ではあり得ない。
では採決以外に手立てがあるかと言えば、法案の破棄以外にない。
彼が翻意しない限り、法案の成立は不可避なのだ。だがそれは望むべくもない。

それこそ自民党内で安倍降ろしが顕在化しない限りは可能性などまったくないし、よしんば安倍降ろしが顕在化してところで、万一そんな動きが出たところで、もはやどう転んでもう後のない彼は(そうなってからでは解散しても彼自身に勝ち目もない)自分の首を差し出してでも採決に臨む可能性が高い。
法案成立と引き換えに辞任するという歴代の手法だが詰め腹を切って法案を成立させた後の首相などいったい誰がなりたがるだろう?
そういう時はもう一生総理大臣の席が回って来なさそうな存在感の薄い議員が指名されることが多いけれど、もちろん、後任者は何もせず、次回総選挙までなんとか凌ごうとするだけだ。或いは誰もなり手がいないことも計算ずくなのか??(いや、自惚れが高く、まぬけな彼にそこまで読めるとは思えないが。)

 自民党としては次回総選挙までに(安倍晋三としては、法案成立後すぐにでも)なんとか不測の事態が起こって日本国内での小テロだとか、ペルシャ湾での掃海訓練を介しての海賊被害やテロ被害などなんでもいいから日本が直接的、或いは間接的に被害を被るか、いっそ米国の協力を得て、核査察などを通じ、北朝鮮危機を大々的に喧伝するかして、国内の意見が対外仮想敵国に向かうのを待つしかない。
 もちろん、米国CIAは最大限にそれに協力するだろう。沖縄問題も考え合わせれば、北朝鮮の核査察を口実にした空爆が一番最適な効果を上げるだろう。法案成立以降、我々がもっとも注意を払わなければならないのは、米国によるテポドンだの、核開発だのという米国の諜報機関による情報操作に騙されないことだ。それらはすべて実態のないウソだ。イラク戦争の二の舞を踏んではならないし、それに乗せられて、いや、積極的に便乗しようとする政府を冷静に監視しなければならない。
その冷静さが日本国民にあるといいのだが。。。


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