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久々の国境物語 -Colombia~Ecuador- [Ecuador 2016]

そんなこんなで、某日夜10時のバスでCaliを出る。。。
国境の町Ipiales到着は12時間後の午前10時予定。。。ああ、しんど。

問題はこの道、ほとんど町らしき町がない所為で、途中食事ができないこと。
唯一停車したのはお菓子とジュースくらいしか売ってない売店。。。ああっ!?(怒)

それはともあれ、予定より1時間早く午前9時にIpialesに到着。
そこから乗り合いタクシーで国境事務所へ15分ほど。
で早速、イミグレーションに急ぐが、長蛇の列。。。しかも窓口2つで出入国両方取り扱い。。。遅い。。。トロい。。。イライラ
で、30分ほど待ってようやくスタンプゲット。
次は向かいのEcuador側イミグレーションへ。。。
だがわたしの荷物の山を見た警官に捕まり、オフィスで検査。。。とは言え、ヒマ潰しに付き合わされるような形だけのもの。。。
なんにも見やしない。。。バカげた話だ。5分も立たずに"はい行ってよし"。。。オマエのヒマ潰しに付き合ってられるかっ、ボケっ!!

さて、またまた長蛇の列。。。ひー。。。勘弁してくれ。。。
で20-30分ほど経って、わたしの番。
...アカン、想い出しただけで腸煮えくり返ってきた。。。
ホンマ切れそうやった。。。
もう少しでイミグレーションのガラス窓を割りそうやった。。。

聞いてくれ。その時点ですでに午前10時。
そこからわたしが国境の入国スタンプを貰ったのは午後2時。9時の到着から数えると、なんとトータル5時間もわたしはここで足止め、いや、奔走させられるハメになる。。。
言っておくが、この間、わたしは前日の午後7時にピザを一枚口に放り込んだキリ何も食べていなかった。
午後7時から翌午後2時前まで何も口にしてなかった訳だ。
ぶち切れても何一つおかしくないだろう!?

さて。。。

イミグレーションの係員はわたしのパスポートを見て、Ecuadorは初めてか?と尋ねる。もちろん、いや、何回も来てると答える。
で、係員はパソコンを操って、わたしの古いパスポートナンバーでの入出国記録画面を見せる。
それそれ、あってるよ♪(笑顔)
...で、こう言った。
係員-"あなたはレシデンシア(居住)VISAを持っているのね!?"
わたし-"いや、わたしの居住VISAは、海外滞在180日以上で消失するからもうないよ。今回は観光VISAをください。"
係員-"あなたのレシデンシアは永久有効だから切れてないわよ。"
わたし-"はあ??そんなはずはないけれど、まあどっちでもいいや、じゃあレシデンシアのVISAで入国させてください。"(笑顔)
係員"そうはいかないわ、パスポートが変わっているから証明書が必要よ。Tarqui(一番近郊の町)のイミグレーション事務所で証明書を貰って戻ってきて。"
わたし-"(オマエはアホかっ!?)いや、そんなことしてられないから必要ならQuitoで手続きするから、とにかく観光VISAで入国させてください。"(作り笑顔)
係員-"レシデンシアが有効なのに観光VISAは発行できないわ。オフィスで証明書貰ってきて。"
わたし-"(テメエ、ぶち殺すぞ)上司を呼べ!!"
ということで、デブ係員と上司の元へ。。。

上司はQuitoか、Mantaでちゃんと申請するなら観光VISAで入国させてもいいんじゃないかという感じを一瞬見せたが、係員と話合う中で結局、同じ回答。。。バカなっ!?
"Tarquiへはタクシーで5分だし、手続きは5分で済むからすぐに戻ってきたらスタンプ押すわ"ということで、わたしは重すぎる荷物を救急医の事務所に無理矢理頼み込んで置かせてもらって、仕方なくタクシーでTarquiの町へ。
この時点で午前10時半過ぎ。

タクシーで5分どころか15分以上。。。で、タクシーの運転手に間違った場所で降ろされる。。。糞っ!!
そこから尋ね歩いてイミグレーション事務所へ。
で、入るなり、インターネットがダウンしていて処理できないと告げられる。。。アホかっ!
でともかくも申請書だけでも作ってもらって来いと言われる。ナニ??
証明書の代わりになる申請書を自分でタイプして署名して提出しなきゃならん(こっちではこういうやり方が多い)。
で、近くのコピー屋さん兼代書屋さんで、簡単な申請書を作ってもらって、パスポートコピーして。。。
20分以上掛かって、事務所に戻ったらシステムは復旧してた♪ひーーーー。あんがと。
で、担当に手渡してどれくらい掛かる?と訊くと15-20分だと言う。
腹ペコだったが、仕方なくそこで待つ。

待つ。。。待つ。。。待つ。。。イライラ、イライラ。。。
20分。。。30分。。。40分。。。わたしはもう切れきれで担当者の事務室のドアを何回もノック!
警備員と睨み合い。わははははははははははははははは
。。。50分。。。イライライライラ。。。そして単にハンコ押すだけの仕事に1時間掛かりやがった!!
その間、ずっと担当者は電話中(ガラスだから見える)。。。だらだらと電話してるだけ。。。糞野郎!!

で、書類を受け取るや猛ダッシュ。
というのも荷物を預けた救急医がお昼休みには鍵を掛けてしまうと言っていたから。
もう12時20分過ぎ。祈るような気持ちでタクシー飛ばして国境事務所へ。
幸いにも急患がいて、ドクターは診療中。
ホッとする間もなく、わたしはイミグレーション事務所へ。
目指すはデブ係員。
わたしから書類を受け取って、パソコン相手に手続きを始めるデブ。。。。
で。。。

わたし-"もう4時間も国境で足止めされたよ、何も食ってないし堪らないよ"と皮肉。
係員-"もう少し辛抱が必要ね。"
わたし-"はあ??"
おデブはわたしにPCの画面を見せてこう言いやがった。。。
"レシデンシアVISA発行の手続きができないわ。システム上、停止されているから、証明書とパスポートコピーをQuitoの入出国管理事務所にFaxして、彼らの方でシステムを変更してもらう必要があるわ。"
わたし-"はあ??有効だと言ったのはオマエだろ?だから観光VISAで入国させろと言っただろ!?"
係員"(わたしの苦情を無視して)30分ほどで済むと思うわ。あなたの為にわたしは他の仕事はしないで、この手続きだけに専念してあげるから待ちなさい。"
わたし-"(マジでガラス窓を叩き割りそうな衝動に駆られる)..."。言葉も出ず、行列を成してわたしを眺めている人々の方を振り向きざまFuck!!と毒づく。。。この時午後1時頃だったはず。。。

で、わたしはやっと食事する場所を探しに出る。。。
国境の糞まずい飯を食う。。。やけ食いで2食分食べる。。。イライラはMax!!
もう不機嫌度はマジでやばいくらい。。。わたしの顔は殺気立っていたはず。。。

飯食って、糞して(失礼)、窓口へ殺気立った顔で赴く。。。
上司とデブ係員ふたりでお出迎え。
クドクドと説明して、手続き完了とのこと。
わたしはもう声も出ない。返事もせず連中を見つめる。。。
で、デブがそれからわたしのVISA発行手続きをシステムで始める。。。
済ませとかんかいっ!!

で、10分以上掛かって、ようやく終了。スタンプ押印。。。
この時、すでに時間は午後2時。

もうホンマに血圧上がりました。。。
マジで血圧上がって、調子悪なった。。。


そんなこんなでそれから再びTarquiのバスターミナルへ。
怒りの収まらないわたしはタクシーの中でも愚痴吐きまくり。。。

で、Quitoゆきのバスに乗り込む。

さて、TarquiからQuitoは自家用車だと3時間から4時間未満の距離。
だがバスだとそうはいかない。
なにしろ、信じられないことに、Ecuadorは唯一と言っていいと思うが、コロンビア国境から首都へのダイレクトバスが存在しない国。
国際バスもコロンビア-エクアドル間は存在しない。
ダイレクトバスというのは例えば、国境の町から首都までの間、主要な町4-5ヶ所だけに停車するようなバスのことだが、そんなもの存在しない。
本当に普通のバスしかない。
どこでも停車し、どこでも手を上げさえすれば乗せてくれるバス。。。
下手すると50m置きに停車して乗降があったりする。
各駅停車以下の糞バスしかない。
それはかつて。。。かつてColombia国境地帯が危険だった所為で、観光客や一般移動者たちは陸路を利用せず、空路でColombia-Ecuadorを移動していた頃の名残。。。
今や普通に大勢の観光客が陸路を利用して10年にもなるというのに、何一つ改善されていない。
だもんで、何時間掛かるか分かったもんじゃない。
しかも警察の臨検が2度もあった。。。
で、わたしがQuitoの北の外れのバスターミナルへ着いたのは午後7時半。

実にCaliを出てから21時間後。。。
やり場のない怒り、矛先のない怒りに蝕まれたままの55才。
待つことの大嫌いな男。わははははははははははははははははははははははははは

そんな訳でわたくし、Ecuadorのレシデンシアをいまだに持っています。
もちろん、これは間違った手続きの所為。
Mantaでレシデンシアを取得した際、180日以上海外に出国していると自動的にレシデンシアは失効するのでと何度も念を押されました。それが普通。
なのにシステムが自動失効しない。どういう訳か停止された(クローズ)状態のまま何年も放置される。
で、地方イミグレーション事務所は古いパスポートと新しいパスポートの持ち主が同一人物であることだけを確認して、レシデンシアの有効を証明してしまった。
そして今度はそれを却下すべき首都の入出国管理事務所が地方出先機関の発行した証明書に基づいて、システムを解除。
結果、わたしの居住VISAはシステム上も有効とされてしまった。。。
本当は居住VISAを持っている人物は、cedulaと呼ばれる運転免許書状の身分証明書の発行を受けなければならない。
だがその為には、日本の本籍地の謄本など色んな書類が必要。
そんな面倒なものわたしには必要ではなかったし、今更わたしには手続きするつもりはまったくない。。。
だから再び、面倒に巻き込まれる恐れあり。
とてつもなく微妙な誤った形でのレシデンシアVISAを発行されてしまいました。。。
Mexicoへ出るのは問題ないとしても、Mexicoから戻る時に再び、問題が起きる可能性はなくもない。
はあ...いやだ。。。※一応、手元に証明書のコピーはあるがそんなもの果たして通用するのかどうか。。。
単なる観光VISAでよかったのに。。。ひーーーーん。。。


ちなみにいつもわたしの国境物語はEcuadorだ。
それ以外、国境で揉めたことは一度もない。(時間が掛かったことはあるけれど)
もちろん、通常の旅行者は心配する必要はないだろう。ただわたしのように出たり入ったりを繰り返し、あまつさえ居住許可を取ったり、失効したりというようなことを繰り返すと、Ecuadorでは大変面倒なことになる可能性がある。この国もすべての入出国管理はコンピューターシステムによっているが、システムの連動が完全でなかったり、操作する人間がいい加減だったり、法律や手続きがころころと変わったりする所為で(多分、これがすべての元凶)、システムの運用が適正になされていない。それが故に、各職員間で手続きや法律の認知に著しい差異があるってことが問題だったりもするだろう。
かつては賄賂が横行していた所為もあって、システムの導入はそれに歯止めを掛けることが期待された。事実、国境に於ける賄賂の横行はなくなったと思われるけれど、システムのデタラメさと手続きの数次に及ぶ変更は規定をズタズタにしてしまっているようだ。
 
 
 実情はあらゆる規定よりもコンピューター上の情報が優先される。ところが、コンピューター上のデータは、それを見る人によって異なる。
 或る人は、VISAが記録に残っているかどうかしか見ないし(有効がどうかは調べようとしない)、他の人物はふたつの新旧パスポートが本人のものであるかどうかしか見ない。 
 またもう1人は失効しているVISAなんて復旧させてはならないはずなのに(オペレーターよろしく、そんな規定については知らないのだろう)、コンピューターシステムがそれを解除できるからと、出入国管理事務所の証明書と依頼に基づいて 解除してしまう。。。
 そして居住VISAを取得しているにも関わらず、Cedula身分証明書の発行を受けていないわたしは、いずれどこかの誰かによって問題とされるのだ。わたしはただ観光VISAの発行を望んだだけなのに。。。
わはははははははははは
  



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コロンビア和平合意の国民投票否決についての殴り書き。。。 [Ecuador 2016]

この複雑な問題を思いつくままに書き殴るのはとても難しかった。。。
整理し切れていないところもあるが、多めに見て欲しい。誰に?? わははは

ここ数ヶ月、コロンビア政府とFARC(コロンビア革命軍)との和平交渉がニュースとなっていたが、わたしはFARCについてblogを書く気などまったくなかった。。。
FARCは左派なんかではない。とっくに大義を捨てた麻薬ゲリラ組織に過ぎず、国民の側に立った政治運動でもなんでもないからだ。犯罪組織についていったい何を述べることがあるだろう?
政府と犯罪組織との和平というのは、それ自体とても奇妙でもあるが、弱体化してしまった犯罪組織を完全には壊滅できない政府が建て前として共産主義イデオロギーを掲げる犯罪組織の上層部を取り込むことで、彼らと組んで各地に散らばるFARC傘下と呼ばれる有象無象の小さな反政府犯罪組織を取り締まろうとしたのだと言っていいかも知れない。だがそれらについて述べるのは、和平が実現してからの推移を見守るしかないだろうというのがわたしの考えだったと言っていい。

ここ数ヶ月の報道はコロンビアのFARCとの和平合意を歓迎するものであり、サントス大統領率いる政府はキューバを舞台に和平交渉を次々に進めてゆき、それはもはや既成事実の様相を呈していた。。。国民の誰もが和平案そのものに様々な異論はあるにせよ、それは既成事実(既定路線)なのだと捉えていたはずだ。
だがサントスはどういう訳か、聞こえてくる反対派の声に配慮したものか、和平案への賛否を国民投票に掛ける挙に出た。
ひとつには反対派を率いるのが前大統領であり、いまだ復権を狙うウリベ前大統領であることが理由だったかも知れない。
2014年6月15日の大統領選挙で再選を果たしたとは言え、決定的にウリベとその支持者を葬るには程遠いからだ。
そして彼は2018年の任期終了によっても和平決議がひっくり返えされないように、和平合意の是非を問う国民投票を行い、その結果に法的拘束力を持たせるとまで宣言した。。。
投票日以前の各メディアの事前調査でも賛成派が多数を占めることは確定的であるかのように思えた。。。


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 コロンビアにとって国内平和の実現は、この国の経済発展の要となっていて、どう足掻いても実現させねばならない緊急課題なのだ。外国資本(投資)を呼び込む為には、国内の安全性はすべてに勝る課題だと言っていい。
平和の実現には2つの方法がある。ひとつはゲリラ勢力の殲滅、もうひとつは和平だ。
現大統領サントスは和平による平和の実現を目指し、前大統領ウリベは殲滅による平和の実現を目指す。それは同時に両者による政争の側面もあるということだ。
ゲリラ犯罪組織の殲滅とゲリラ犯罪組織との和平。。。
普通に考えれば、殲滅が正しそうに見える。けれど裏には裏があって、対共産ゲリラ強硬姿勢を示すウリベは、FARCやELNなどを非合法に掃討するもうひとつの極右ゲリラ組織AUC(コロンビア自衛軍連合)を支援しているとされる。だがそのAUCは自らの活動資金を麻薬栽培をする農家や密売組織などの支援者からの寄付で賄っており、彼らの活動目的はそういう寄付者たちの保護と彼らの利益を守ることだと公言している。ということは、FARCとAUCの争いは、単に麻薬取引を巡る組織の対立と冷めた目でみる者もいるほどなのだ。
その一方の主役であるFARCが政府に寝返って、麻薬取引から撤退するということは、AUCにとっては好都合に思える反面もあるだろうが、政府が本腰を入れて対麻薬戦争に繰り出す(かつてコロンビア政府はパブロ・エスコバルやその後のCali麻薬組織の壊滅に成功したことがある)ことを意味するだろう。仮想敵性であるFARCやELNを失えば、AUCは極右としての立場を失い、単なる麻薬犯罪組織に陥るしかないということだ。

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だが2016年10月2日、和平合意の是非を問う国民投票の結果、反対が賛成を僅差で上回り否決された。
反対51.21%、賛成49.78%という僅差での否決だ。
だがなんと投票率は37%に過ぎなかったのだ。これはこの問題に対する無関心さの度合いを示している。
コロンビア国民はこの問題に対して本当に無関心だった。

それは例えば、わたしの友人であるCを見ていれば分かる。。。
彼女は熱心なウリベ支持者だ。反サントス陣営だ。
最初に国民投票否決のニュースが流れた時、まっさきに反応したのが彼女だ。
もちろん、彼女はNOの結果をバンザイと喜んだ。
だがその彼女ですら投票になんぞいっちゃいない。彼女もまさか否決されるなんて想像してなかったのだ。自分やウリベ支持者たちが反対したところで可決されるのは避けられないだろうと考えていた節がある。彼女はもしもウリベが和平推進派ならYESと答えただろう。彼女のようにウリベの支持者だから深く考えずに(考える以前に)投票した人々も少なくなかったはずだ。

一方で国民の大半はFARCの脅威はすでに過去のものとなっていると考えていたし、FARC傘下と呼ばれるゲリラ組織の犯罪は少なからず起こっていたけれど、それに対するFARCの影響力は大きくなく、もはやFARC自体は死に体だと人々は感じていた。。。
(※他にELN民族解放軍という同様の反政府勢力があり、コロンビア政府はELNとも和平交渉を続けている。)
FARCの上層部が政府と和解しようとそれは国民生活には大した変化を齎さないだろうという感じだ。
メディアが賛成派の勝利を疑わずに喧伝してしまったことも大きく影響しているだろう。
首都ボゴタでは賛成が多数を占めたが、メデジンでは反対が多数を取った。。。

実際、国民の意向はどうなんだろう?
この結果を受けて、国民の反応を(ニュースで)見る限り、やはり国民の大半は和平を望んでいたのだという感じだ。
人々は和平がとん挫したことに一様の残念さを隠さない。
ただそれが選挙結果にはまったく反映されなかったということだ。。。
ウリベ前大統領による反和平キャンペーンが、既成事実化した和平交渉への国民の無関心を伴う安心感の背後で、功を奏した形だ。

FARCにたいする憎悪が勝利したと喧伝する向きもあるが、実際、犠牲者や犠牲者家族、居住地を追われた避難家族などは寧ろ、和平に期待している人々が多数であるように見える。彼らは報復以上に、和平により自分たちが安全に元通り村に戻れることを願っている様子が連日報道されている。もちろん、報復と処罰を叫ぶ声もなくはないが、寧ろ現実の被害者たち以上に、和平の実現という課題の賛否以上に、憎悪というより単なるFARC嫌いや共産主義嫌悪の風潮が、単に"FARC好き嫌いの投票"結果へと繋がったきらいがある。
わたしが見る限り、コロンビア国民の大半は、国民投票の以前には、この問題についてきちんと考えてみたことがないようだ。メディアでも真剣に議論しているのを見掛けた覚えもない。
FARCが好きな国民なんぞ組織に属する人間以外いやしない。。。そんなことは当然だ。だがFARC嫌いと和平の実現、或いは重要性とは別の次元であると考えることも不可能ではない。和平の実現自体はとても重要なことであるのは否めない。

壊滅が可能ならばいざ知らず、21世紀に入って尚、共産ゲリラを名乗る組織に手を焼く国は他にないと言っても過言ではないほどにFARCの殲滅は実現不可能なまでに困難だろう。それはこの国が今尚、国土開発の遅れに取り残され、都市部の一部富裕層と貧しく中央政府に見放されたと感じている農村、山岳地方の貧困層の格差を前に無策でいるからだ。それが麻薬ゲリラ組織の生き残りを可能にしている。それは全土に散らばる各ゲリラ犯罪組織との和平或いは壊滅による平和の実現と並行している。(FARCに続いてELNを取り込み、その他を犯罪組織として壊滅させるという手段だ)
中央政府から見放されていると感じている貧しい地方に住む人々にとって、麻薬収入が非合法であることへの道義的問題は、自分たちが中央政府に見放されていることと相殺されているのかも知れない。
その収入がなければ自分たちはどんな風に生活してゆけばいいのか、という訴えに繋がっているだろう。
変な話、そういう麻薬収入に頼る少なくない農村の人々にとっては、FARCやELNが政府と和平を実現し、公式に麻薬取引から手を引くことは、寧ろ自分たちの収入に対する保護が消失するという受け入れ難い現実へと結びついている。
だから和平に反対したのは決して対FARC強硬派であるウリベ陣営だけでなく、麻薬収入で生計を立てている人々もまた和平の否決へと投票した可能性がある。

そういう訳で、消極的な無関心さで投票を見守った賛成派を後目に、積極的に投票活動をした反対派が、投票率の低さを糧に勝利する結果へと繋がったのだ。。。


さて。。。ではこれからいったいどんなことが起こるだろう??

サントスもFARCも共に、現時点ではこれからも交渉のテーブルに就くと語っている。
サントスは2018年の任期終了まで和平と平和実現に取り組むと発言しているし、FARCはすでに武装解除に応じてきた訳で、しかも和平路線について調印までし、さまざまに公式に発言してきた訳で、今すぐ後戻りはできない。

だがすっかり面目を潰されてしまったFARCと政府との交渉は、いずれ決裂を迎えるしかないのではないか?或いはFARC自体の分裂により過激分子の活性化を生む事態に陥るだろうという懸念は大きい(特に後者は避けられないだろう)。さらに今回の件でFARCの反政府勢力内外での影響力の低下は避けられず、各地にある反政府勢力はこれまで以上に過激化、FARCチャンネルでの交渉の不能性に向かうだろうと予想される。そして続くはずだったELN(民族解放軍)との和平交渉にも影を落とすだろう)

もちろん、和平案そのものには大きな問題があった。

わたしは南アフリカの真実と和解委員会も嫌いだった(ルワンダや世界各地でも同じ試みがある)。
だからYesであるべきか、Noであるべきかを単純に述べるつもりはなかった。。。それもまた今回の件についてblogを書く気になれなかった一因だった。正義のないところに和解は成立しないとも考えるからだ。
和平案では、FARCは選挙によらず国会に定数の議席を確保、公的な全般に及ぶ謝罪と引き換えに、過去の個々の犯罪行為に対して処罰は免除される意向だった。
そんなものに納得できないと考える人々がいるのも当然だった。
だが先にも述べたように、避難民や犠牲者家族のうちには処罰は望みながらも早期の平和と帰還の実現を期待する(つまりは嫌々ながらも和平合意を受け入れる)選択をした人々も少なくなかった。。。

...だがそれに、実際のところ、ほとんどの紛争は完全な勝利=敵の殲滅に終わるのではなく、部分的な和解(赦し)と忘却、妥協によるしかない。あとはタイミングと規模、一部限定された犯罪に対する処罰が問題なだけだ。

もう一度繰り返しておくが、この投票でもっとも大きな問題は、賛成派がほとんど投票に赴かなかったということだ。全国民総意としてはおそらく賛成派が完全に優位だったにも関わらす、メディアが賛成派が圧倒的多数を占めるだろうと報道し続けた所為で、国民の大半は可決を信じて(先に述べたように或る種の無関心さと共にだ)投票に赴かなかったのだ。
それが投票率37%という結果に繋がった。。。

結果が49対50という微差であったことと、それを有効採決であるとする"多数決"という概念の無意味さはここで改めて強調しておくべきだろう。
イギリスのEU離脱をめぐる国民投票を見ても分かるように、国民投票に(多数決決議という概念に)49vs50などというものを採決可としてはならないのだ。
それは採決不能としなければならないのだ。http://antaios-latino.blog.so-net.ne.jp/2016-06-28

来年度にも日本では改憲を巡って、国民投票が実施されるだろう、その時、無関心派の動向だけでなく、結果が万一にも50%vs49%というような形になったなら、それは採決不能であると予め規定されておくべきなのだ。
50%vs49%というのは、議論の必要性を迫るものなのだ。決して採決してはならない指標なのだ。。。







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エクアドル経済に関する覚書き。 [Ecuador 2016]

つい先ほど、めっちゃ久しぶりにBurgar Kingへ行った。。。
ナニ??
ミニ・バーガーって??
わたしの食べたいと思った組み合わせは小さなバーガーしかなかった。。。
それでコンボだと$9弱。。。
飲みたくもないペプシを飲まされて。
昔むかし(20年近く前?)、誰かさんの結婚式の為に行ったホノルルで、生まれて初めて食べたBurger Kingはビッグなアメリカンサイズだった。。。
ああ、これがアメリカンバーガーなのだと感じたものだ。
ただでさえ普通サイズでは満腹しないわたしの胃袋は、今とても哀しい状態にある。
まあ、そんな物悲しい話は置いといて。。。


お気づきのことと思うが、ミニサイズのバーガーセットが$9弱なんて高すぎる!
普通他の中南米の国々なら$6-$7程度だ。
ここEcuadorでは数年来、輸入規制が続いていて、輸入品は食材のみならずあらゆる分野に渡って高騰を続けている。
Burgar Kingが何を輸入しているのかは知らないが、ともかくもそんなこんなでレストランの価格もうなぎ登りだ。

一方で、国産品だけならEcuadorはまだまだ物価は安い。
もっとも国産品なんて生鮮食料品とガス、原油くらいしかありはしないのだけれど。。。
だから現在宿泊している宿の近くにあるわたしのお気に入りのランチ屋さんは、たったの$2.5でスープとメイン、そしてフルーツのデザートまで付いてくる。Costa Ricaなんてどんな安いランチでも$8程度はする。Colombiaは地域によりけりだが、それでも激安ランチで$3.5程度、El Pobladoのような繁華街では$6以上はする。
それから比べたら$2.5なんて驚くべき安さだ。

今夜、久しぶりにMariscal FoshというQuito一番の繁華街を歩いてみた(宿の近くなんだけどね、ホラっ、まだ足が完全じゃないから。笑)。。。
以前はBARとレストランが半々くらいで賑わっていたが、すっかりBARとDISCOばかりに様変わりしていて、かつてのおしゃれなレストランはみんな何処かへ引っ越してしまった様子。
食べるものと言えば、ファーストフードのようなものか、ランチ程度のものを出す食堂ばかりが目立つ。。。
以前と同じように賑やかではあるが、より若い世代のにーちゃん、ねーちゃんたちがたむろしている感じだ。

さて、先日、ここQuitoの友人であるRestaurante DONBURIのオーナー、野村くんとMady夫妻の家にもお邪魔してきた♪
いろんな話をしたが、やはりその中でも、輸入食材の価格高騰ぶりは他人事ではない。
なんとカリフォルニア米は数年前の倍の値段に、味噌やほんだし、海苔などすべての輸入食材がほぼ同じように倍の価格となってしまっていて、とてもサーヴィスで味噌汁を提供するなんてことはできなくなってしまったらしい。
お米は仕方なくペルー産を使用しているらしいが、それも以前の日本米より高価であることに変わりはないと言う。
だからと言って、menu価格を倍にする訳にはいかない。。。
そんなことしたらお客さんが一気に減ってしまうだろう。

だからもはやEcuador国内でまともな寿司は食べられないと考えた方がいい。(※DONBURIではもともと寿司は提供していない。名前通り、丼ぶりモノがメインだ。)
来週訪れるMantaではどうしているのか知らないけれど、他の大手チェーン店から中小に至る寿司レストランでカリフォルニア米を使用しているところはないだろうし、醤油も中国産を水増しして使っていると思われる。日本製の米酢を使う店なんて元々ほとんどないけれど、もはや完全に気の抜けたような果物酢や野菜酢などを使っているのは間違いない。海苔だけは輸入品だろうけれど、エクアドル米など使用したりしたらもはやそれは寿司なんかじゃない。。。どう足掻いたって握り寿司は出来ないな。わはは

以前にも書いたけれど、もはやEcuador政府の国庫は空だ。
米ドルを刷って、刷った分だけ米国に支払い、その紙幣は輸入代金として主に米国へ支払われる。。。
国内にはお金なんて残らなくなってしまう。
だからEcuador政府はここ4年間毎年30%の輸入削減を継続している。
そしてそれらに更に膨大な関税を掛けている。
それでも必要なものは輸入に頼るしかない。
原油価格が低迷を脱する機運はほとんど見えて来ないし、マイナス分を補てんできるほど高騰する要素となるとやはりほとんどないというしかない。もはや原油はどうにも以前のような存在ではなくなった感がある。
だからEcuador経済はまさに風前の灯火としてVenezuelaの混沌へと近づいていると見る向きも多い。
(※ネットで三井UFJリサーチ&コンサルティングが出した今年1月のEcuador経済分析を見たが、危機を語りながらも、現地を知らない人間が公式数値だけを見て書いたとしか思えないような甘い分析だ。)
しかも今年4月に起きた大地震で海岸部の町を中心に大きなダメージを受け、その復興資金にも事欠くしかなく、国際援助だけでは不足する分を10年物の地震復興国債を発行して資金を募っている。その成果のほどは知らないが、これで10年後の国家破綻だけはほぼ確定してしまった。
10年後にEcuador経済が好転している要素はない。。。まったくその見込みはない、ゼロだと言っていい。
従って10年後の償還期が来た時に、その発行額にもよるだろうけれど、発行額が大きければ大きいだけ。Ecuador経済は両手をあげてバンザイする他ないだろう。
一時、Venezuelaから逃げ出した外国企業がEcuadorへ来るかというような噂もあったが、ちょうどその頃に発覚したEcuador経済の先行き不安を前に、外国企業はColombiaを視野に入れつつも、行き場を失ったままとなっている。
(※先日も書いたようにColombiaの問題は治安と、密接に絡みついた国内の輸送交通手段の未整備、それに致命的なのは大型船舶の寄港できる港がほとんどないことだ。)

ひとつ海外旅行者に忠告しておくが、通常旅行者が携帯できる現金は1万ドル未満と決められている。
けれどここEcuadorではなんとたったの1000ドル未満しか携帯できない。摘発されれば半分は没収される。
これは異常事態という他ない。そこまでして資本の移動制限を掛けているのが実情だ。(※わたしは全額携帯しているがそれ以外に方法はない。わはは)出国の際には十分ご注意を。

もはやEcuadorには金満国である中国に頼ることしかできない。
いっそドル経済から人民元経済への転換なんてこと...いや、もう考えただけで大混乱間違いなしだが。。。汗っ
人民元が11月にも国際通貨として国際通貨基金から認められることになっているので、将来的にはあながち可能性ゼロとは言えない。。。 ジンバブエに引き続き、エクアドルも...なーんて。。。
万が一にも、そんなことが起こらないことをEcuadorの友人たちの為に祈るばかりだ。


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エクアドル大震災の現状photoレポート。。。 [Ecuador 2016]


 
 
 
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エクアドル大震災の現状フォトレポート。


まるでロケット砲を撃ち込まれたかと思わせる戦場のような光景。。。

あちこちで立ち入り禁止区域が広がる。。。

かつて賑わいをみせた町はいまだ水道・電気が整わず、ゴーストタウンと化したままだ。

中国からの支援によるテント生活を送る人々が入居できるような住宅の見通しはいまだ立たないままだ。。。



エクアドルのマナビ州近郊を襲った大震災。。。日本では同時期に熊本大震災が起こった。
それから6か月。。。
おそらく日本では現在も折に触れて被災地の現状や問題はメディアに取り上げられ続けているはずだ。

けれどここエクアドルでは、もはや州内だけで発行されているようなローカル紙やローカル局以外、全国的なメディアにはもはやほとんどまったく取り上げられることはなく、首都キトや他の地域に住む人々にはすっかり忘れ去られ、或いは日々復興に向かって回復しつつある終わった問題という風に漠然と捉えられている様子だ。

だが、半年経っても、タルキの町はゴーストタウンと化していて、かつて溢れかえるばかりの人々でごった返していた日常は一切見られない。
タルキだけでなく、ハマやカノア、バイーア、ポルトビエホといった各地でまだまだ多くの人々が仮設テント暮らしのまま放置されている。
お金のない人々が政府から住宅を与えられる見通しは経っておらず、このまま1年が経過しても不思議ではない。

215枚に及ぶ写真をFacebook上にあげ、エクアドルの友人たちにシェアを呼び掛けているけれど、残念ながらまだ1件もシェアされてはいない。。。

 日本での震災の様子と異なった印象を与えるのは建築方法の違いにもよる。
南米では高層ビルもまた鉄骨柱以外の外壁はほとんどの場合、コンクリートブロックを積み上げたり、レンガを積み上げたりしている。コンクリートブロックやレンガブロックで壁を作り、外壁は塗装、内壁は薄いクロスの上に塗装を施した場合がほとんどだ。
だから構造上地震には耐えても、強震によりコンクリートブロックが崩れたり、ひび割れたりする為、まるでロケット砲で打ち抜かれたかのような様相を見せている。
またコンクリートブロックの所為で、ありとあらゆる建物で外壁や内壁にひびが走っており、ひび割れ被害を免れた建物は皆無と考えていいだろう。
現在そういう建物ではセメントによる補修工事が続けられている。まるで覆い隠しているようにしか見えないが、構造上の被害は被っていないと判断されている。事実、最初の地震で倒壊しなかった建物はその後の余震にも耐え続けている。
それは例えば伝統的なカーニャと呼ばれるサトウキビの竹様部分で作られた家屋や木造の掘っ建て小屋、小さな古いレンガ家屋が地震に耐えたケースがある一方、鉄筋コンクリート造の建物がすぐ隣りで崩壊したケースがあったりするように、そもそも建築物が何製であったかに関わらず、もともとの歪みや手抜き工事などそもそもの建築物の構造上の問題によって地震の耐性を欠いていたと考えられるからだ。
エクアドルでの大きな地震は比較的大きなものでも20年近く経験がなく、今回のものに匹敵するのは実に37年ぶりだった(しかも震源地は北部コロンビア国境地帯だった)ことでも、人々が地震に対する警戒を忘れ去るには十分な年月だったからだ。

何度か書いてきたようにEcuador政府には震災復興の為の財源はなく、同国は復興債を発行して各国からの資金集めに奔走している始末だ。
中国政府は同じ左派政権を抱えるものとして多大な支援を行っていると伝えられ、仮設テントもほとんどは中国からの支援であることが分かる。

わたしが滞在したマンタ新市街から港方面へ出ると旧市街タルキという町に出る。
以前はいつも人々でごった返していて、小さな屋台商店などが軒先を競っていたが、現在は水道・電気設備も完全に破壊され尽くした為、人々は居住できず、ゴーストタウンと化したままだ。
またゴーストタウンと化してしまったが故にか、立ち入り禁止区域があちこちに指定され、復興は寧ろ後回しにされている感さえある。
商店主のうち、比較的金銭的な余裕のある者は、コンテナを購入して、指定された空き地に寄せ集まって店舗を再開しようとしているが、足並みも揃わず、お客さんの姿も戻らないまま、通りそのものに閑古鳥が鳴いている。
またそのすぐ横の空き地には、政府が小規模屋台商店主などの為に2m四方のコンクリート店舗を数百建設中だが、果たしてそこへ人々が戻ってくるのかどうかも懸念されている。建設工事場の様子はまるで墓場のようだ。


 
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MantaとMAIDO訪問 [Ecuador 2016]

そんな訳でマンタ訪問についても書かなければ。。。
マンタ訪問=Restaurante MAIDO訪問。

さて、いろいろ危惧していたのだけれど、結果として言うと、MAIDOは間違いなくEcuador国内で食べることのできるもっとも美味しい日本食を提供している。
もちろん、課題はたくさんある。。。刺身と握り寿司はまだまだだし、あとDavidが変えてしまった焼き肉はいっそmenuから外してくれと思わないこともない。わはははは

けれど、確かに握りは形は悪いけれど、決してご飯粒を握り潰したりしていない。ただ形が団子みたいに丸い。わはは
刺身はお客さんに問題があって、薄切り(薄造りでもなく)にして欲しいというリクエストがほとんどなので、格好良く刺身が立つというようなことがない。わははははは
刺身単品なら薄造りもできるけれど、コンボで盛り合わせなのでスペース的にも難しい。
握りの形は教えてみたけれどまだまだ道は遠いな。わはは
巻き寿司はやはりソースをぶっかけた日系ペルー風のモノがよく売れているがそれもお客さんの好みなので仕方あるまい。

問題は焼き肉だ。。。以前の店にあったパリージャというBBQコンロを取っ払ってしまった所為で、焼き肉がフライパン料理になっちまった。。。でもって焼き肉のタレを絡めて焼くと肉が焦げつくからと、素焼きの肉に焼き肉のタレをソースとして別器で提供している。。。美味しそうじゃないし、実際美味しくないけれど、お客さんの注文はそれなりにあるみたい。とほほ

だが他の料理の水準は本当に低くない。
もちろん、刺身だけならGuayaquilにある元マグロ漁船の方が経営する店の方が美味しいだろう。けれどそれはネタが異なる(彼らは昔のツテで今も日本漁船から貴重な魚介類を分けてもらっている)だけで、調理したものではMAIDOの方が上だろう。(身内贔屓抜きにしてだ。)

かつてわたしがたった独りで切り盛りしていた厨房を今やDavidを除いて4名の若者たちが切り盛りしている。わはは
確かに店は大きくなったが、それでも週末含めてわたし独りで死ぬ思いでやってた時と大して変わらないんじゃないだろうか!?しかも当時はもっとmenuが多かったのだ。我ながらよくやったものだと感心する。。。わははははははははは

メンバーはもう1年以上続いている連中ばかりで、Davidがよくオーガナイズした所為で、彼自身それほど働かなくてもレストランが回る状態だ。何か飛び切り美味しいスペシャルな料理を期待してもらっても困るが、安心して何を注文しても日本人が美味しく食べられる味だと確信している。
現に、現地に住まれている日本人の方々がひっきりなしに交代で訪れてくださっている。(わたしの訪問は知らずに、だ)
日本人の、それもわたしより高齢の、元船員さんたちに日頃から愛されているというのはそのひとつの証と言えるんじゃないだろうか?

そんな訳でRestaurante MAIDOは順調に儲けているようでDavidも機嫌がいいし、気前もいい♪ わはは
わたし的には安心できた♪

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そんな訳でかつてとは比べものにならないくらい気前のいいDavidがわたしと従業員たち全員を連れて、しかも店を一日閉めて、Salinasに一泊ご招待旅行という段取りとなった♪ わははははははははは

超意外♪Davidの男気ですなあ♪

日曜日朝7時半から集合して一路Salinasへ向かう我々。。。
途中何度も停車しては写真を撮る連中。。。というかわたしはすっかり専属カメラマンに。わはは
もう同じような集合写真ばっかり撮ったって仕方ないだろ??と思うわたしを他所に全員ハイテンション♪
中にはMantaで生まれ育ったものの、そこから南へは一度も来たことがないという連中もいて、もう小学生の遠足もどきだ。

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で、一同が着いたところは何とHotel Barceloという一流ホテル!!
わたしを含めてみんなびっくり♪ わはは
目を丸くしてビビッている連中。わはははははははははははははははは

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このシーズン、ホテルの特典割引があるらしく、なんと24時間食べ放題、飲み放題!!
部屋代だけで、昼-晩-朝とそれぞれビュッフェで好きなだけ食べて、プールサイドやバーで好きなだけ飲める!!

もう生まれて初めて、こんな一流ホテルに宿泊することになった連中の中には感激し出す者たちもいるほど!!
そりゃそうだ。彼らの収入では一生に一度も決してこういうホテルには宿泊できないだろう。
まさに彼らには夢のようなひとときだ。

食卓を囲みながら一人が感謝の祝辞?を述べ始める。わはは
(こちらでは誕生日やクリスマスなど色んなお祝いの席ではひとりずつ謝辞やお祝いの言葉を述べてゆくというしきたりがある。日本人より堅苦しいよ。わはは)

到着するなり、プールサイドで呑み始めたわたしたち。。。
午後2時、部屋が用意されて荷物を運び込んだあと、ビュッフェで食事。思ったよりずっといい♪
晩飯はもう少し期待したが、お昼と朝食は大満足だ♪
特にわたしは朝食ビュッフェの豪勢さに驚いた♪ 

午後からまたプールサイドでひたすら呑み続けるわたしたち。。。わはは

そのまま晩飯。晩御飯が終わってからはバーで呑み始める。。。
カラオケバー。。。ひーーーーーっ、やめてくれーーーーーっ!!

とにかく中南米人の音痴ぶりは有名。。。
ひどい、酷すぎる。。。
笑えないが、みんなお世辞で褒めまくる。誰一人下手だなんて言いやしない(これまた日本とは文化が違う!)
どんな酷い歌にも拍手喝采、口笛、手拍子だ。わはははははははははは

頭痛くなってきたわたしは適当に夜中12時頃にこっそり引き上げる。。。
そりゃ20代前半の連中とは付き合えませんってば。わはは

翌朝またビュッフェで集合。またプールで呑んだくれかと思いきや、ジェットスキーに乗ろうという話に。
で、海に出て、ジェットスキーに。

初っ端、Davidの運転でわたしが後ろに乗る。。。もう嫌な予感バリバリだ♪わはは
なにしろ、Davidと彼の父親はハンドルを握ると人が変わる。。。
もう暴走族だ。わははははははははははははははは
いきなりトップスピードで沖まで出たと思ったら、急旋回、急旋回の曲芸乗り。。。
しがみつくわたしのことなんて考えもしない。わははははははははははは

で、当然のように転覆。。。。わははははははははははは
冷たい。。。ひー。。。

まあ、ボートをふたり掛かりで起こしたところに、他のジェットスキーが救助にやってくる。
ボートの中にまで水が浸水したということで我々はビーチでちょっぴり怒られる。わはは

その傍ら、あとの全員はおとなしくジェットスキーを愉しむ。
スクーターと同じ要領なのでわたしにでも運転はできたが、ボートの水抜きなどで時間切れ。
まあ、別にいいんですけど。

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その後また時間潰しにプール。
また車を運転しなきゃならないので、この日は全員アルコール抜き。
まあ、連中は朝方まで騒いでいたらしいから。わはは

ともかくみんな大満足で愉しい旅行となりました。
Davidありがとよ♪ しんどかったよ。わははははははははははははははは

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2016 米国大統領選挙。。。トランプ大統領誕生。 [Ecuador 2016]

2016年、英国のユーロ離脱国民投票、コロンビア和平合意の国民投票による否決、そして米国大統領選挙。。。

次は来年度の日本の改憲国民投票の番だ。。。
同じようなことが起こる。
これはもはや世界的傾向なのだ。
イタリアの友人Pauloはこの結果を受けて"もはや普通選挙を廃止すべきでは?"と書いた。
そういうことかも知れない。国民の、選挙民としての資質が欠如しつつあることが露呈されている。
世界中で国民としての痴呆化現象が起こっているのだ。それはカルチャーの幼稚化から齎されている。
世界中の人々がファンタジーやスーパーヒーロー、アニメ、ベストセラー小説なんぞに現を抜かしている間にそれらは推し進められてきた。
いったい誰がまともな書物を読むだろう??
いったい誰が真剣に己が人生と世界に考えを経巡らせるだろう?


昨日、開票速報が始まってすぐにFacebookに次のように書いた。。。
その時、まだ開票は3州の結果を表示しているのみだった。。。

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米国人の大半はクリントン女氏を支持するか否かに関わらず、なんだかんだ言ってもトランプ氏が当選するなんてあり得ないと思っているはずだ。
だが問題はそういう消極的反トランプ分子がクリントンの為に投票に行くかどうか、だ。
トランプ支持者たちはへそ曲がりたちが大半だから面白半分にでも投票にゆく。トランプ支持者たちの方が熱心だという結果になる。
熱狂的クリントン支持者なんてどれだけいるか分かったものではない。だが間違いなく米国国民の大半はトランプ氏には大統領になって欲しくないと考えているだろう。けれどそれが投票という行為に、クリントンへの投票という行為に結びつくかどうかと言えば、かなり微妙だろう。
消極的クリントン支持者、或いは二者択一による反トランプ派は、投票を回避して傍観に回る可能性も強い。
その結果は、英国のユーロ離脱やコロンビア和平合意の二の舞を踏まないとは限らない。
両者ともに次期大統領候補者としてのバリューはとても低い。。。
今からもう一度、大統領指名選挙をゼロから始めれば。両者がそれぞれの党から指名を受けるかどうかは怪しいものだと思っている。
人々はイメージで、よく考えもせずに、雰囲気や好き嫌いで投票する。だが後悔してもあとの祭りだ。。。
もはやこのふたりのうちどちらかを選ぶしかないのだ。
それにしてもいったいどうして米国大統領なんぞになりたいと思うのだろう??
その辺の疲れたサラリーマン諸氏なら、この1年に渡る大統領選挙だけで、もうクタクタになってしまい、当選したらもう終わりにして欲しいと泣き言を叫ぶことだろう。
しかも米国大統領の職務は並大抵のものではない。それは歴代大統領の当選直後と任期終了時期の顔写真を並べれば一目瞭然だ。
みんなその責任と大任の重さに驚くべき疲弊ぶりを露わにする。
野心やコンプレックスというものはかくも尊大な目標を打ち立てるのか!?

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現時点(南米時刻2016年11月9日、午前10時45分)まだ41ポイント残っている。。。
クリントン 218ポイント / トランプ 278ポイント
想像し得なかった圧勝の様相だ。。。
もちろん、トランプ 58,935,231票 47.5%  /  クリントン 59,059,121票 47.6% と実際の投票数はやはり拮抗しているというか、逆転している。けれど選挙人総取りシステムが圧勝を決定づけたのだ。

今年4月、NY州での予備選挙結果を受けて書いたblogがここにある。。。
"予測不能のトランプvs古色然たるクリントンとなると予想は遥かに難しくなる"...




これは今回の結果がまったくもって、英国のユーロ離脱国民投票、コロンビア和平合意の国民投票による否決と同じ構造であることを示している。

人々は(メディアも含めて)楽観視し、傍観し、投票を回避したのだ。
投票率の低さと両者の拮抗具合がそれを示している。。。
念のために解説しておくと、米国大統領選挙結果が圧勝にみえるのは、上に書いたように選挙人投票制度によるところが大きい。
州ごとに1票でも多い方が、その州に割り当てられた選挙人名簿の人数=すなわちポイントを総取りするシステムが大半の州で執られているからだ。
だから投票実数そのものでみると、トランプ 58,935,231票 47.5% に対して クリントン 59,059,121票 という風に逆転した現象すら起こり得るのだ。
まだ最終投票数も出ていないから分からないけれど、投票率の低さは明らかだ。

英国、コロンビア、米国、そして次は日本。。。
国民の資質の欠如が露わとなる。。。

もちろん、クリントン氏が当選すれば万々歳だったのかと問われればそれも違う。
クリントン氏に期待する方が無駄だってことは以前にも書いた。
だがそれでもトランプ氏を当選させてはならなかったのだ。
再び、ブッシュ政権のようなことが起きる。。。
ブッシュはトランプ氏を批判しているらしいが、彼なんぞもっと酷かった。いや、同じくらい酷かった。。。

だからちょっと作ってみた。

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もちろん、トランプ大統領の誕生には功罪ふたつの側面がある。
ひとつは米国の影響力の低下だ。
これ自体すでに歓迎すべき面とそうでない面のふたつに分かれる。
米国の一極支配が著しく弱まるという点ではありがたい話だが、それは同時に世界の混乱をも招く。
中露の影響力の拡大も懸念されるだろう。もっと多極化すればいいのだけれど、それはなかなかに難しい。
米ドルの弱体化はユーロにとっては好材料だろう。
円に対する影響はいずれにせよ、乱降下する形で主体性のないものになろう。
年内にはウォンが国際通貨となるので中国経済は強みを増すかも知れない。

もうひとつはロシアとの関係だ。
トランプ氏はロシアとの関係を深めるなどとほざいていたが、実際には逆のことが起こるとみた方がいい。
外交音痴だと思われる(彼はいったい何を知っているだろう??新聞の三面記事以外のことを彼が知っている保障はない)トランプ氏の言動は無責任なものとならざるを得ないだろうし、変遷を繰り返すだろう。
米国の外交政策がぶれまくるということは、何もかもがぐちゃぐちゃになるということだ。
心配なのは、お猿ブッシュと同じようにシンクタンクがその勢力を増すということだ。
ネオコンがトランプを操作するのは容易いようにみえる。
そういう意味でも本当に世界はブッシュ時代に逆戻りしかねないのだ。
トランプ氏のこれまでの発言など、どんな意味も持たない。

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大統領選挙続報。 [Ecuador 2016]

米国各地で反トランプ大統領のデモが行われているらしいが、もちろん遅きに失する愚行だ。
そんなデモで何ができる訳でもない。今更、だ。。。

だが本当に今回の結果は、英国のユーロ離脱国民投票、コロンビア和平合意の国民投票による否決とそっくりだという他ない。


それはともかく、ようやく不在者投票を除く、2016年米国大統領選挙の結果が判明した。


                トランプ : ヒラリー
選挙人団獲得ポイント 306 : 232
獲得州数    30 + ME-02 : 20 + DC
一般投票    59,692,974 : 59,923,027 
獲得票比率       47.5% : 47.7%

一般投票による獲得票数は前回も述べたようにヒラリーが多数を占めている。その差は230,053票だ。
2016年度の登録有権者数はまだ見つけられないでいるが、投票人数は119,616,001名だ。
2012年度の登録有権者数が235,248,000名だったから大きくは変化ないとすると、投票率は50.84%ということになる。
これは2012年の投票率が54.87であったことと比べても4%程度低いが、2期めという点を考えると2008年の投票率58.23%と比べるべきだろう。となると7%以上のダウンとなっていることに気づく。
これはやはり今回の選挙の投票率が相当に低かったという事実を示している。


さて、実は選挙人投票と一般投票が逆転したのはこれが初めてではない。
19世紀の話は別にすると2000年、ジョージ・W・ブッシュとアル・ゴアの大統領選挙結果が同じように、選挙人投票では271point : 266point で、ブッシュが勝利したものの、一般投票ではゴアが50,456,002票(47.87%):50,999,897票(48.38%)で多数を占めていた。(その差543,895票)
※ますますブッシュとトランプの類似が正しく思えてくる。

これはもう選挙人団制度という奇妙な選挙システムの弊害だと言う他ない。
ゴアが負けて、ブッシュが勝ち、その後の世界がどうなったかはもうすべての人々が知っている通りだ。

実際の投票実態とは別の集計結果を導いてしまうような選挙人団という制度が何故、今も活用されているのかはきっと誰にも説明がつかないだろう。これは制度上の伝統でしかないからだ。

wikipediaによると選挙人制度のはじまりはこうある...
選挙人の制度は1787年9月17日発効のアメリカ合衆国憲法制定のときに導入された。当時はラジオ放送やテレビ放送などはまだ無く、新聞と呼べるものがあった程度であるが、識字率も低く、大統領候補の政策や主張を知る方法がなかった。そこでいずれかの候補者の支持を表明する地元や地域の信頼に値する名士や知識人を前もって複数の選挙人として指名しておき、選挙で候補者への支持を託す選挙人を選び、間接的に託された選挙人が大統領を選ぶという方法を採用した。選挙人が行う選挙によって国家主権を有する州ごとに大統領候補の中から一人だけを選択することとなる。

それでも齟齬をきたしていないならまだしも、現にこれで2度目の逆転裁決を導いてしまった以上、早急に反故にされるべきシステムだ。




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表層的、一面的な捉え方のバカさ加減。 [Ecuador 2016]

 

米大統領にトランプ氏 橋下徹氏がツイート「日本が本気で自立を考える時だ。過保護の親よりいい」

産経新聞 11/16(水) 

 米大統領選で共和党のトランプ氏が勝利したことを受け、前大阪市長の橋下徹氏は自身の短文投稿サイト「ツイッター」を更新し、「いよいよ日本が本気で自立を考える時だ。トランプ氏は、日本に自立を促す。過保護の親より子供に自立を促す親の方が子供にとってはいい」と、独特の言い回しで評価した。
 ツイートは13日付で、トランプ氏に関する内容を6本連続して投稿。トランプ氏が大統領選で米軍駐留経費の負担増などを主張したことに触れ、「負担増を求められたら、全額負担すると返せばいい。残り二、三千億円の話だ。たったこれだけのお金で日本は交渉の主導権を握ることができる」と論じた。
 今後の国際情勢の展望については「アメリカ、ロシア、中国の協調による世界コントロールの時代に突入する可能性大。これは朝日新聞、毎日新聞的な世界平和だが、日本にとっては苦しい状況。世界平和が単純に日本にとってプラスになるわけではない。世界平和の中身を考えなければならない」と持論を展開した。(WEB編集チーム)

 
「負担増を求められたら、全額負担すると返せばいい。残り二、三千億円の話だ。たったこれだけのお金で日本は交渉の主導権を握ることができる」と橋下。。。

まず残り2000-3000億という数字が正しいとすれば、たったそれだけのお金という判断は間違っていないだろうが、それを"全額負担する"と切り返したからと言って、主導権が握れると考えるのはバカげている。寧ろ言いなりになると判断されるだけだろう。

求められるのは、金額をきちんと見極めた上で、全額負担を求める米国側にどういう条件を呑ませるか、だ。
全額負担せよというなら、駐留米軍に対して日本側が条件を突きつけなければならない。それを呑まないなら負担増は一切拒否するという構えこそが大切で、その結果、駐留米軍の撤退が視野に入って来ても、明日にでもハイさよならという話ではあり得ないので、米国の撤退発言が出るなら、それ以降の"思いやり予算"支払いを凍結して、日本側としては寧ろ、優位に交渉を推し進めるチャンスとなる。もちろん、日本政府にそれだけの能力と決意があればの話だが。。。(安倍にはそんな能力も、そんな気もないが。)



「アメリカ、ロシア、中国の協調による世界コントロールの時代に突入する可能性大。これは朝日新聞、毎日新聞的な世界平和だが、日本にとっては苦しい状況。世界平和が単純に日本にとってプラスになるわけではない。世界平和の中身を考えなければならない」と橋下。。。

そもそも"アメリカ、ロシア、中国の協調による世界コントロールの時代に突入する可能性大"とみること自体がバカげていて話にならない。トランプはロシアとの協調路線を選挙戦で唱えたが、そんなことが実現すると考えていること自体が橋下が世界情勢、国際力学のことなど何一つ知らないことを露呈している。あり得ない前提に立って論じても無意味だ。

"世界平和が単純に日本にとってプラスになるわけではない。世界平和の中身を考えなければならない"などという発言に至っては、その厚顔無恥ぶりに開いた口が塞がらない。それはネオコン(新保守主義 Neoconservatism)の考え方だ。戦争屋の哲学だ。橋下の言う"世界平和の中身"とは自国経済の為には紛争や戦争を積極的に利用するという立場のことだ。

橋下のこんなバカげた発言を支持するコメントを多数見かけること自体がこの国の人々の知性のレベルを露呈している。
もう一度言うが、"我々"は少数派なのだ。多分、"我々の側"は日本国民の2割程度でしかないのだ。そして4割近くは事態が何処まで進んでも無関心なのだということも覚えておかなければならないだろう。"我々の側"がしなければならないのは、"我々の側"にできることは、敵対派を論破することではないのかも知れない。だが無関心な人々を取り込むのは反対派を取り込む以上に困難を極めるだろうことも事実だ。数字的には無関心層の半分=全体の2割を取り込めば勝ち目も出てくる。けれどこの半年以内にそれを成し遂げるのはやはり不可能というしかないのも事実だろう。。。

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感じただけで満足しないこと [Ecuador 2016]

何かを感じることは大切だけれど、感じるだけで分かった気にならないことが大切だ。
何かを感じただけで満足しないこと。
感じるというのはほぼ好き嫌いに還元することができる。すなわち、ただ物事に対して好き嫌いを感じているに過ぎないということ。
あなたの、わたしたちの好き嫌いはそれほど強固なものではないということ。
ちょっとした視点の変化や出来事、時の経過や場合によっては他者の意見でそれは容易にぐらつくということ。
それは直感的な指標ではあるかも知れないけれど、それ以上ではないということ。

感じたことを手掛かりに考え始めるということ。
...思うということは感じるとほぼ等しい。
...思うは考えるではない。
考えるということは、検証するということ。
検証する為には多面的な情報や知識が必要であるということ。
注意すべきは、真実はたったひとつではなく、立場や状況によって、それぞれにいくつもの真実があるということ。
そう、面倒くさい。。。
検証した結果から論理的に事実を再構築すること。
自分の中に存在する偏見や先入観を見い出すこと。
予測することを主眼にするのではなく、それぞれの真実を理解すること。
そこから物事のあるべき姿を探ること、同時にあるべき姿の現実的妥当性(可能性)を探ること。
起こったこと(過去)を理解した上で、場合によっては対策や予測を立てるということ。

世の中が論理的でないのは、それぞれにそれぞれの真実と論理があるから。
時として力が(臆病さが)論理を捻じ曲げるから。
大勢の人々が考えることを放棄していて、彼らが論理に沿って行動する訳ではないから。
けれどだからと言って考えることを放棄する理由にはならない。
感じるだけで十分だという根拠にはまったくならない。
人々が論理的でない以上、社会もまた論理的ではあり得ない。
だから予測という一点に於いては、思考も直感も同等だろう。
当たり外れは五分五分だ。
けれどだからと言って考えることを放棄する理由にはならない。
考えることを放棄するなら、わたしたちは自身の言動に一切の責任を負えないだろうし、自身の言動から一切の権威を失うだろう。
すなわち糞になるということだ。

わたしは別の意味で糞野郎だが、そんな糞野郎になるつもりはない...



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エクアドル滞在編記 終了編 [Ecuador 2016]

そんな訳でとんとん拍子でいきましょう。わはは
11月4日にMexicoからEcuadorに戻って1週間はQuito滞在。
ここで親しくしている友人から、彼女のお嬢さん24才が油絵を描いてみたいというので教えてやってくれという依頼(笑)。
わたしなんぞでいいのかどうか分からないけれど、3回ほど基礎だけ教えればいいというので、もちろん、日頃何かとお世話になっているので快く引き受ける。お嬢さんも可愛いしね♪ わははははははは (エロおやじかっ!?)
一緒にお絵かき♪ 
まあ、わたしの方は時間切れでちゃんと完成させられなかったのですがね、わはははは

で、そのあと11月14日から1週間はMantaに戻る。
結局、MAIDOで働いてた?(笑)。今回はDavidがいろいろ新しい料理を試したいというので、わたしの方からの提案で、串カツと豚汁、たまたまお客さんからのリクエストですき焼き、そしてDavidのリクエストでラーメン作り。
ラーメンは麺づくりをしたいと言う。。。よせばいいのに。わはははは

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そんな訳であれこれ試作。
ラーメンの麺づくりは難しいね。。。なにしろDavidの用意したスパゲティマシーンがままごとキッチンかっ!?というくらい最小のもの。
生地幅15cmくらい?? 
もちろん、わたしも麺づくりは初めて。
やってみたが、思ったより柔らかい。。。試行錯誤が必要だが時間切れなので、Davidに試すべき麺の配合レシピを3つ渡して、あとは彼任せ。
彼は日本でラーメン屋でバイトしてた(もちろん、ウエイターでね)ので、ラーメンについてはちゃんと知っているはず。
Mantaでは以前Salinasに住んでいて、一度MAIDOで働きたいという話もあった日本人女性(現在はオーストリア在住?)もたまたまEcuadorに戻っていらして再会しました。
さらにはすき焼きのリクエストの件ですが、実はこのblogで知り合ったカリフォルニア在住歴ん十年の爺さんNetheroさん(名前初登場ですよ、笑)の奥様がMantaご出身でたまたま帰郷されていたので、MAIDOにお越しいただきました。ありがとうございました。

そんなこんなでバタバタしている間に、あっという間の1週間。

で、11月20日にMantaを出て、Guayaquil経由のLima(Peru)ゆき。。。そう48時間。わはははははははは
なにしろ長距離バスの2度の乗り換えが、それぞれ夜出て朝着く、夜出て朝着くしかない。(地元の人々にとっては夜到着したらただ寝る為に宿泊費を払わなければならなくなるので、そういう運航スケジュールが好まれる。)

Guayaquilで6時間、Chiculayoで6時間。それぞれ時間潰し。。。なんもありゃしない。。。退屈。。。

もっとも今回の国境超えはスムーズ!!
へへへへっ。ええちゃんとEcuadorのレシデンシア(居住VISA)のキャンセル手続きを済ませましたから♪



そんなこんなで次回はもうPeru編。
ん?? なんも書くことないんやけどな。。。
移動だけ?? わははははははははははははははは




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